10月からスタートする土曜ドラマ「3000万」は、安達祐実さんと青木崇高さんのダブル主演の注目作品です。
社会的なテーマや強烈なキャラクター描写が期待される本作。
ドラマ「3000万」の原作や脚本担当は?
「3000万」は、漫画や小説などの原作がありそうな感じがしますが、実は原作のない完全オリジナル作品です。
原作がない分、脚本がどのように描かれているのかが重要なポイントになりますが、本作の脚本は「WDRプロジェクト」という特別なチームによって作られているのです!
このプロジェクトでは、海外で一般的になっている「チーム制」の脚本作りが採用され、セリフや構成など、それぞれの強みを生かして協力する形で制作されています。
脚本は誰?
脚本を担当するのは、弥重早希子さん、名嘉友美さん、山口智之さん、松井周さんの4名。
彼らはそれぞれの経験と視点を持ち寄り、独特の視点から物語を紡いでいます。
ドラマ「3000万」のあらすじを全話紹介
佐々木祐子(安達祐実)はコールセンターの派遣社員として働き、家のローンや子育てに追われながら、厳しい毎日を送っています。
高圧的な上司に耐えながらも、なんとか暮らしを支えようと必死です。
そんな祐子の夫の義光(青木崇高)は大して稼ぎがないにもかかわらず、「なんとかなる」と楽観的な態度ばかりで、祐子はその姿にイライラを募らせています。
そんな中、祐子の唯一の生きる喜びは、息子の純一(味元耀大)。
純一がピアノに夢中になっているその姿は、祐子にとって誇りであり、癒しでもあります。
しかし、生活はカツカツで、少しでも楽になりたいと祐子は願っています。
そんな折、佐々木家に不幸が訪れ、祐子はほんの些細な出来心で判断を間違えしまい・・。
それがきっかけで、彼女たちの生活は大きく変わり、平穏だった日常が次々と現れる個性的な人々によってかき乱されていき・・!
悪魔のささやきに耳を傾けたとき、人はどうなってしまうのか?欲望、願望、希望がむき出しになり、物語は混沌の渦へ!
1話
コールセンターの派遣社員・佐々木祐子(安達祐実)は、家のローンや息子の教育費に苦しむが、楽観的な夫・義光(青木崇高)は稼ぎも少ないまま「なんとかなる」と言う。そんな一家が事故に遭遇し、甘い誘惑に引き寄せられるが、危険な人物が関わってくる。平凡な家族の日常が一変し、予測不能なスリリングな展開が始まる。
2話
意識を取り戻したソラ(森田想)に、奥島(野添義弘)と野崎(愛希れいか)が繰り返し取り調べを行う一方、蒲池(加治将樹)と長田(萩原護)は3000万円を取り返そうとソラの拉致を企む。祐子(安達祐実)と義光(青木崇高)は、ソラが純一の犯行を覚えていないか心配だ。警察、闇組織、佐々木夫婦が病院で交錯し、思惑が絡み合う混乱の第2話。
3話
蒲池(加治将樹)が湖に沈み、祐子(安達祐実)は秘密を共有するソラ(森田想)と同居することに。蒲池の失踪により、奥島(野添義弘)と野崎(愛希れいか)の捜査が進み、坂本(木原勝利)と長田(萩原護)の行動も過激化する。警察や組織が佐々木家に迫る中、異常な状況と誘惑に、祐子と義光(青木崇高)の倫理観が揺らいでいく危険な第3話。
4話
ソラ(森田想)が全てを持ち去り、祐子(安達祐実)と義光(青木崇高)は日常に戻れなくなる。義光は音楽の夢を再燃させ、祐子は職場で爆発し周囲を困惑させる。捜査はソラの母(片岡礼子)にまで及び、3000万の存在が明らかに。さらに坂本(木原勝利)と長田(萩原護)が祐子に迫り、絶体絶命の状況に。
5話
仕事も家族の信頼も失い、闇組織の犯罪に巻き込まれた祐子(安達祐実)と義光(青木崇高)。祐子は思わぬ才能を発揮するも罪悪感に苦しむ。一方、奥島(野添義弘)と野崎(愛希れいか)は組織に迫る中で佐々木家も反撃の作戦を練るが、果たして日常を取り戻せるのか…危機に挑む第5話。
6話
奥島(野添義弘)の誕生日会が開かれるが、息子を救えなかった後悔から、奥島は義光の悩みを聞き出そうと佐々木家を訪れる。祐子(安達祐実)と義光はソラ(森田想)を匿っているため緊張が高まる。裏切り者を探す坂本(木原勝利)と長田(萩原護)の影も忍び寄る中、疑惑と緊張の宴が始まる。
7話
義光(青木崇高)の自白で追い詰められる祐子(安達祐実)。闇組織でも軽視される坂本(木原勝利)。野崎(愛希れいか)が佐々木家を家宅捜索するも証拠は見つからず、退職した奥島(野添義弘)も動けない。そんな中、ボスの手がかりを持つソラ(森田想)が行動を開始し、意外な人物のつながりが事態を動かす!残り2話、緊迫の第7話。
ドラマ「3000万」のキャストは?
このドラマの中心に立つのは、安達祐実さんと青木崇高さん。
お二人の存在感ある演技が、物語の緊張感やキャラクターたちの深みを一層引き立てることは間違いありません。
安達祐実さんは、これまで数多くの作品で見せてきた鋭い演技力と独自の魅力を発揮し、複雑なキャラクターをどのように演じるのかが楽しみです。
青木崇高さんは、強さと脆さを兼ね備えたキャラクターを巧みに表現することで定評があり、彼の熱演にも期待が高まっています。
野添義弘さんが演じるのは「奥島誠吾」。
定年間近のベテラン刑事で、誠吾の息子は、青木崇高さん演じる義光とバンドを組んでいた過去があります。
そのため佐々木家とは長い付き合いのようです。
そんな奥島誠吾のバディ「野崎春奈」を演じるのは愛希れいかさん。
広域強盗事件の合同捜査本部より出向してきました。
山岸門人さん演じる「弘中文也」は奥島誠吾の部下になります。
そして、主演である安達祐実さんと青木崇高さん夫妻の息子「佐々木純一」は味元耀大さんが演じます。ピアノが得意なのだとか。
今回深く関わってくる犯罪組織のメンバーですが、「蒲池」という役を加治将樹さん、
「長田」を萩原護さん、「坂本」を木原勝利さんが演じます。
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まとめ
ドラマ「3000万」は、完全オリジナル作品ならではの新鮮さと、脚本チーム「WDRプロジェクト」による協力体制で生まれた斬新なストーリーが特徴です。
安達祐実さんと青木崇高さんという実力派俳優のダブル主演が作品に深みを与え、複雑な人間ドラマをより魅力的に描き出しています。
巨額のお金が人々の生活にどのような影響を与えるのか、そしてその中で人間の本性がどのようにあらわになるのか、10月から始まる放送が今から待ち遠しいですね。