2022年に話題となった『ザ・トラベルナース』の待望の続編、『ザ・トラベルナース2』についてご紹介します。
このドラマは、医療ドラマの名作『ドクターX』で知られる脚本家・中園ミホさんが手掛け、フリーランス看護師たちの活躍を描く感動的な人間ドラマ!
「ザ・トラベルナース2」のキャスト相関図
那須田 歩(なすだ・あゆみ):岡田 将生
さすらいのトラベルナース。
医師の指示で医療行為を行えるNP(=Nurse Practitioner)としてのアメリカでの経験を活かし、フリーランス看護師として日本の病院でも活躍。
医師に反発するが、患者を救う情熱は誰よりも強い。
もともとは医師になりたかったが、経済的な理由で断念した過去がある。
九鬼 静(くき・しずか):中井 貴一
伝説のスーパーナースであり、歩の師匠的存在。
高い技術力を持ち、看護に対する強い信念を持つが、常に冷静な判断で病院の問題にも対処する。
医療従事者を目指しているけれど貧しくて困っている人を助ける「フローレンス財団」の理事長でもある。
物腰は柔らかいので優しい反面、ここぞとなるとドスのきいた広島弁で刺さる一言を放つ。
薬師丸 卓(やくしまる・すぐる):山崎 育三郎
「西東京総合病院」の新院長。
元外科医で、前院長の汚職を受け継いで病院改革を進めているカリスマ的な人物。
穏やかに見えるが自分の判断に自信があり、自分の考えに反するものは切り捨てる側面を持つ。
中村 柚子(なかむら・ゆず):森田 望智
「西東京総合病院」の新米ナースで、元地下アイドル。
看護師に転身し、SNS配信を行っているが、仕事に対してはやや無頓着。
森口 福美(もりぐち・ふくみ):野呂 佳代
「天乃総合メディカルセンター」を辞めてフリーランスのナースとなり「西東京総合病院」に勤務。
噂話やおしゃべりが好きで、院内のムードメーカー的存在。
土井 たま子(どい・たまこ):池谷 のぶえ
「天乃総合メディカルセンター」の元看護寮寮母で、現在はおむすび店「脈屋」で働いている。実は料理が下手・・。
占いが得意で、周囲から親しまれているキャラクター。
パク イジュン:キム・ヒョンユル(Hi-Fi Un!corn)
「西東京総合病院」の勤勉な2年目ナース。
日本が好きで韓国から来た礼儀正しい青年。
フローレンス・ナイチンゲールを尊敬していて愛読書は「看護覚え書」。
金谷 吉子(かねや・きっこ):安達 祐実
フリーランスのナースとなり、現在は「西東京総合病院」に勤める。バツイチで離婚歴がある。
冷静で効率主義だが、ネガティブ思考で感情を表に出さない。
西 千晶(にし・ちあき):浅田 美代子
「天乃総合メディカルセンター」の元事務長で、現在は退職金を元に看護師紹介所を経営。
病院の人事や内部情報に詳しく、病院からの看護師の依頼を受けてマッチングさせることを仕事としている。
愛川 塔子(あいかわ・とうこ):寺島 しのぶ
「西東京総合病院」の看護部長のベテラン看護師。
「天乃総合メディカルセンター」で看護部長として働いていた経歴を持つ。
熱心過ぎる指導で何人ものナースを育てる一方、何人ものナースに逃げられてきた。
医師を尊重しつつ、改革を進める新院長に大きな信頼を寄せている。
大田黒勝一 :内藤剛志
「西東京総合病院」の元院長。大声で騒がしい性格。
長年院長を務めていたが、脱税疑惑から汚職が次々と発覚し、最後にはパワハラで訴えられ、解任された。
医師時代は情熱的で優秀だったが、院長になってからは病院の拡大を誇り、私利私欲に走ってしまった。
神山直彦 : 風間俊介
「西東京総合病院」の外科医。
厳格で誠実な性格を持ち、手術の腕前も確か。大田黒の一番弟子で、かつて自分を鍛えてくれた彼に恩義を感じている。新体制の下でも出世欲を見せず、病院に留まっている。
大貫太 :マキタスポーツ
「西東京総合病院」の消化器外科医。
大田黒派が一掃され、出世のチャンスが巡ってきた。機会を逃さないため必死で、医師としての権威を振りかざし、部下には高圧的。看護師の意見を無視し、名前すら覚えない。
小山衛 :渡辺大知
「西東京総合病院」の外科医。
上司に頼られた経験が少なく、自信を持てずにいる。患者には親身だが、「上に確認します」が口癖で、看護師からの信頼も薄い。
半田一 :松本大輝
「西東京総合病院」の新米外科医。
臨床研修を終えたばかりで、熱心に仕事を学ぼうとしているが、上司からの仕事に追われ、いつも寝不足気味な医師。
「ザ・トラベルナース2」のあらすじ紹介
『ザ・トラベルナース2』は、名もなきフリーランス看護師たちが卓越したスキルと哲学を持ち、日本の医療現場で新たな戦いに挑む物語。
前作でも登場した那須田歩(岡田准一)と九鬼静(中井貴一)の最強コンビが再びタッグを組みます。
シーズン2のあらすじ
今作では、日本の医療界にも働き方改革の波が押し寄せ、医師不足や医療従事者の過酷な労働環境がさらに問題視されています。
歩と静は、地域医療を支える基幹病院「西東京総合病院」に雇われ、そこに着任した若きカリスマ院長と対立しながらも、医療現場を改革しようと奮闘します。
この院長は「働き方改革」を掲げ、医療の効率化と従業員の労働環境改善を目指す一方で、彼のやり方に対して歩たちがどう立ち向かうのかが見どころです。
さらに、歩と静の絆が深まっていく様子や、二人がどのように成長していくかにも注目です。
第5話
スーパーナース・九鬼静(中井貴一)の同級生・五味武久(段田安則)ががんで西東京総合病院に入院。しかし、入院初日から五味は部下やナースにパワハラを連発し、看護師・金谷吉子(安達祐実)と新米ナース・中村柚子(森田望智)との間もピリつく。
ついに柚子が「パワハラだ」と看護部長に直訴し、注意を受ける吉子だが、五味の横暴に柚子がキレて余命宣告してしまい、吉子は彼女を叱責。この一件で院長が吉子の解雇を示唆するが、静は五味に寄り添い続ける。
第4話
西東京総合病院の大部屋に入院した患者・斉藤四織(仙道敦子)と四宮咲良(白本彩奈)は、モンスターペイシェント・四谷純子(西尾まり)と同室。
新米ナース・中村柚子(森田望智)が純子に叱責され、トラベルナース・那須田歩(岡田将生)が仲裁を試みるが逆効果に。その後、歩に対する誹謗中傷が病院の口コミサイトに投稿される。さらに歩が食事の配膳ミスで、四織がアレルギー発作を起こし、歩は動揺を隠せない。
第3話
西東京総合病院の看護師・森口福美(野呂佳代)はマッチングアプリで知り合った男性とのデートに失敗するが、翌日搬送されてきた虫垂炎患者・三原裕樹(馬場徹)がその相手だと気づき、看護を通じて交流を深める中で恋心が芽生える。
退院前日、三原が原因不明の腹痛を訴え、さらに右腕のまひが発生。トラベルナース・那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)はこの異変の原因を探ろうとする。
第2話
西東京総合病院に時間外労働の是正勧告が届き、新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は外科部長・神保輝之(要潤)に超過勤務の是正を求めるが、神保は反発し、仕事に尽力する姿勢を示す。
そんな中、切除可能ながん患者・二宮正男(井上祐貴)が手術を拒否し抗がん剤治療を選択することに歩(岡田将生)は疑問を抱く。九鬼静(中井貴一)は二宮の社内事情に気づき、手術中の神保や若手医師たちの行動に違和感を覚える。
第1話
ニューヨークでの静(中井貴一)の手術が終わり、2年後、日本に帰国したトラベルナース・那須田歩(岡田将生)は、新たな勤務先「西東京総合病院」へ向かう途中、元院長の大田黒勝一が倒れる場面に遭遇。
歩は応急処置を施し病院に搬送するが、大田黒は横柄な態度を取り続ける。
かつての汚職で解任された大田黒を、新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は離島の分院へ送るよう指示する。
一方、歩は2年ぶりに静と再会。
その後、大田黒が再び倒れてしまう。
第1話
ニューヨークでの静(中井貴一)の手術が終わり、2年後、日本に帰国したトラベルナース・那須田歩(岡田将生)は、新たな勤務先「西東京総合病院」へ向かう途中、元院長の大田黒勝一が倒れる場面に遭遇。
歩は応急処置を施し病院に搬送するが、大田黒は横柄な態度を取り続ける。
かつての汚職で解任された大田黒を、新院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は離島の分院へ送るよう指示する。
一方、歩は2年ぶりに静と再会。
その後、大田黒が再び倒れてしまう。
結末どうなる!
今回のシリーズでは、「働き方改革」と「医療現場の変革」が大きなテーマになっています。
主人公の那須田歩(岡田准一)と九鬼静(中井貴一)のコンビが、医療界の常識に挑戦し、混沌とする現場を救っていく流れが描かれます。
これを踏まえると、結末では彼らが地域医療の現場で何らかの形で大きな改革を成し遂げる可能性が高いですね。
また、物語の中で対立していた若きカリスマ院長との対決も、医療のあり方をめぐる対立として描かれていきますが、最終的には歩や静の理念が彼に影響を与え、共に新しい医療の道を模索する方向に進むのではないでしょうか。
対立から理解へと変わる展開は、ドラマの感動的なフィナーレにふさわしいと思います。
歩と静の個人的な成長にも注目です。
静の過去や歩との絆がさらに深まることで、歩がより強い看護師として自立し、静が彼に託すものが見えてくるのでは。
静が現場を離れる、あるいは次のステージへ進むような展開も、もしかしたら考えられます。
最終的には、病院や働き方改革に一石を投じ、患者第一主義の医療を実現しつつ、それぞれが新しい道を歩んでいく形で物語が締めくくられるという結末もありえなくはないのではないでしょうか。
「ザ・トラベルナース2」の原作は?
『ザ・トラベルナース2』には原作が存在しません。
このドラマは、完全オリジナルの物語。
シリーズ全体として、どの作品も原作を持たないオリジナルストーリーで展開されており、これは『ザ・トラベルナース2』も同じ。
前作のドラマも2022年10月にテレビ朝日系の木曜ドラマとして放送され、視聴者の心を掴みました。
「ザ・トラベルナース2」脚本担当は誰?
この魅力的なドラマの脚本を担当しているのは、数々のヒット作を手掛けてきた中園ミホさん。
大人気医療ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を生み出したことで知られていますが、『ザ・トラベルナース』でもその手腕を発揮しています。
卓越したスキルと哲学を持つ看護師たちが、時に反発しながらも患者や医療現場を改革していく姿が、緻密に描かれているのも納得ですね。
今回の『ザ・トラベルナース2』でも、彼女の鋭い視点が物語をさらに魅力的にしてくれるに違いありません!
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まとめ
『ザ・トラベルナース2』は、フリーランス看護師たちの成長と、働き方改革をテーマに医療現場の新たな挑戦を描いたドラマです。
原作はなく、オリジナルストーリーとして前作からさらに進化しています。
脚本を担当する中園ミホさんが描く深い人間ドラマと、緊迫感あふれる医療の現場が視聴者を引き込み、再び感動を呼び起こすこと間違いなし!続編も必見ですので、ぜひ放送をお楽しみに!