2025年7月期のフジテレビ系で放送予定の新ドラマ『ロンダリング』。
主演を務めるのは、なにわ男子の藤原丈一郎さん。
彼が演じるのは、死者の声が聞こえるという不思議な能力を持った売れない俳優・緋山鋭介。
物語のキーワードは、不動産業界の“事故物件”と“ロンダリング”。現代社会に潜む闇を描いた社会派ミステリーとして、注目を集めています。
タイトルに使われている「ロンダリング」という言葉やそのストーリーから、「元ネタがあるのでは?」「実話がベース?」といった疑問の声も。
こちらでは、「ロンダリング」というドラマが実在の出来事に基づくものかどうか、原作の有無、そしてあらすじネタバレに至るまで、詳しく解説していきます。
ドラマ「ロンダリング」は元ネタがある?
2025年夏のフジテレビ系ドラマ『ロンダリング』には、明確な原作は存在していません。
放送前の段階で、公式サイトや出演者・制作スタッフのコメント、広報資料などを確認しても「小説」や「漫画」「映画」など、既存の作品を基にしているという記載や情報は見当たりません。
よって、このドラマは完全なオリジナル脚本とみられています。
7月3日(木)スタート!
— 【公式】新ドラマ・ロンダリング (@laundering0524) June 19, 2025
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インターネット上のQ&Aサイトなどでも「原作が気になる」という声は多くありますが、どれも「見つからなかった」「情報がない」といった反応にとどまっており、出版社や原作著者の情報も出ていません。
つまり、脚本家によって新たに書き下ろされた“完全新作のストーリー”であると考えて良さそうです。
ただし、“ロンダリング”という言葉や発想そのものは、現実世界においても存在します。
本来、「ロンダリング」とは「マネーロンダリング(資金洗浄)」などに使われる用語ですが、このドラマで扱っているのは「事故物件のロンダリング」です。
これは、不動産業界で実際に行われてきた手法の1つ。
過去に事件などが起きた“事故物件”に短期間だけ人を住まわせることで、心理的瑕疵(かし)を緩和し、次の入居者に告知義務を回避しようとするものです。
一部ではこの手法を「ルームロンダリング」とも呼び、実際に映画や漫画でこのテーマを扱った作品もあります(例:「ルームロンダリング」2018年公開映画)。
しかし、『ロンダリング』というドラマはこれらの作品と直接の関係はなく、同じ題材を扱いながらも全く別のストーリーです!
ドラマ「ロンダリング」は実話なの?
『ロンダリング』は、実在の事件や出来事を基にした“実話”ではありません。
公式発表や報道、出演者のインタビューを調べても、「実在の人物がモデルになっている」「過去の事件を再現している」などの情報は一切確認されていません。
物語の軸となっているのは、主人公・緋山鋭介が“死者の声が聞こえる”という超常的な能力を持っていること。
この設定自体がすでに現実離れしており、リアルな社会問題に触れながらも、明確にフィクションとして描かれた作品です。
とはいえ、ドラマが題材にしている「事故物件のロンダリング」という手法は、完全なフィクションではなく、現実社会に実在するのです。
不動産業界では、過去に事件などがあった物件に一時的に不動産会社の社員やアルバイトなどが入居することで、「事故物件ではなくなった」という扱いにし、再び一般市場に出すというケースが存在していました。
このような背景を下敷きにしているため、フィクションでありながら“現実味”を感じさせる展開になっているのが、本作の大きな魅力の一つとも言えそう!
近年では、不動産の透明性向上や消費者保護の観点から、このようなロンダリング行為は減少傾向にあり、正直な情報開示を行う業者も増えていますが、未だにグレーゾーンに位置する実態が存在するのも事実のようです・・
ドラマ「ロンダリング」の原作あらすじネタバレは?
深夜ドラマは漫画、アニメ、小説を原作することが多いですが、今作は原作がないので、毎回の展開、伏線回収などどうなるのか気になりますよね。
そこでまずはあらすじを紹介します。
売れない俳優であり、死者の声が聞こえるという役に立たない特殊能力を持つ緋山鋭介が主人公。
死者の声が聞こえるだけで、姿は見えないし、コミュニケーションも取れない。
貧乏故に、格安の事故物件に飛びつき、悲痛な声に悩まされ、転居を繰り返す引越し貧乏となっていた。
その際に、「アマミ不動産」へ飛び込み、苦情を伝えようとしたところ、その能力を知った社長からある物件を紹介されて・・
そこから、社会から切り捨てられた人、非業の死を遂げた人々の人生に寄り添い奮闘する社会派ミステリーとなっています。
どのように描かれるのか、演じられるのか、楽しみな作品ですね。
ドラマ『ロンダリング』のストーリーは、社会派サスペンスとオカルト要素を融合させた独自の世界観が特徴的です。
主人公・緋山鋭介(藤原丈一郎)は、売れない若手俳優。
大阪から上京し、“スターになる”という夢を抱いて演技の仕事を続けるも、なかなか芽が出ず、生活は貧しく家賃の安い物件ばかりを渡り歩いている日々を送っていますが、彼にはある“特殊な力”があります。
それは、事故死などで非業の死を遂げた死者の“声”だけが一方的に聞こえるというもの。
姿は見えず、会話もできないため、緋山自身もこの能力を持て余しており、むしろ苦しめられてきました。
ある日、再び事故物件に引っ越すことになった緋山は、不動産会社「アマミ不動産」の社長・天海吾郎(大谷亮平)から「高額アルバイト」の話を持ちかけられます。
それは、いわゆる“事故物件ロンダリング”。
精神的な影響が少ない人間がしばらくそこに住むことで、「問題のない物件」に見せかけるというものです。
物件は、5年前に女性がベランダから飛び降りた“特A級事故物件”。
過去の入居者は10人以上にも及び、いずれも精神的に不安定となり短期間で退去したという曰くつきの部屋です。
バイト代に目がくらんだ緋山は、ロンダリングを引き受けます。
しかしその夜、耳に届いたのは「私は殺された!」という女性の霊の声。
単なる自殺ではなく、殺人事件の可能性を示唆する言葉でした。
ここから緋山は、“声”の主である女性の死の真相を探ることに。
事件に関わる人物たちと向き合いながら、死者の無念に寄り添い、やがて現代社会に隠された闇に切り込んでいく――というのが、ドラマ『ロンダリング』の核となるストーリーです。
ドラマ「ロンダリング」のキャスト相関関係!
2025年7月3日木曜深夜0時15分スタートの関西テレビの連続ドラマ「ロンダリング」のキャストはこちら!
死者の声が聞こえる主人公緋山鋭介をなにわ男子の藤原丈一郎さんが演じます。
共演者には、欅坂46・櫻坂46の初代キャプテンで、卒業後女優として活躍する菅井友香さんが主人公がアルバイトする不動産会社「アマミ不動産」の社員である蒼沢夏凛役を演じます。
そして主人公にロンダリングを紹介した「アマミ不動産」の社長天海吾郎役を大谷亮平さんが演じます。
さらに、社員役に久保田磨希さんが追加で公表されました。
さらに、主人公緋山に近づく謎の男として、B&ZAIに所属する橋本涼さんが出演します。
放送が楽しみですね。
ドラマ「ロンダリング」の見逃し動画配信は?
「ロンダリング」を見逃してしまった…そんなときも大丈夫!
このドラマは複数の配信サービスでしっかりカバーされると考えられます。
まず、放送直後の最新話を無料で観たい方には、TVerとカンテレドーガがおすすめ。
どちらも登録不要で、放送後しばらくの期間、誰でも無料で見逃し配信を楽しむことができます。
特にTVerはスマホアプリでも手軽に視聴できるので、通勤中やちょっとした隙間時間にも便利です。
一方、放送を待たずに次のエピソードをいち早く観たい!という方にはFOD(フジテレビオンデマンド)がぴったり。
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自分のライフスタイルに合った方法で、無理なくドラマを楽しんでくださいね。
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まとめ
ドラマ『ロンダリング』は、実話ベースの作品ではなく、オリジナル脚本による完全フィクションです。
とはいえ、舞台となる“事故物件のロンダリング”という手法自体は実在し、現代社会の倫理や法律のグレーゾーンに切り込む設定が、リアリティとミステリーを両立させています。
“死者の声が聞こえる”という能力を持った主人公が、非業の死を遂げた人々の声を通じて事件の真相を暴いていく――この斬新な設定と、社会派テーマの融合が見どころとなる作品です。
フィクションでありながら、実社会への問題提起をはらんだ『ロンダリング』。放送開始に向けて、その深いテーマ性とスリリングな展開にますます注目が集まっています。