近年、法律をテーマにしたドラマが人気を集めていますが、2024年の夏、注目の法廷ドラマとして話題をさらっているのが「能面検事」。
一見すると冷血漢にも見える“無表情な検事”が主人公という、一風変わったリーガルミステリーです。主演は上川隆也さん。確かな演技力で、クセのあるキャラクターに命を吹き込んでいます。
「能面検事」は、ただの事件解決ドラマではありません。検察の裏側、組織のしがらみ、そして冤罪や正義についても深く掘り下げており、1話観ただけでもぐっと引き込まれる作品です。
こちらでは、原作情報からあらすじ、キャスト、見逃し配信まで、ドラマ「能面検事」の魅力をたっぷりご紹介します。
ドラマ「能面検事」の原作は小説!続編の可能性は?
ドラマ「能面検事」は、中山七里さんによる小説「能面検事」シリーズが原作です。
中山七里といえば「どんでん返しの帝王」として名を馳せる作家で、読むたびに「そこ来るか!」と唸らされる展開の巧さが特徴。今回のドラマ化にあたり、原作ファンからもかなり注目されていました。
シリーズは以下の3作を中心に展開されています。
『能面検事』(2018年・光文社刊/2024年文庫化)
『能面検事の奮迅』(2021年)
『能面検事の死闘』(2023年)
主人公の不破俊太郎は、大阪地検のエース検事。
ただし、表情が乏しく、まったく感情を表に出さないため、周囲からは「能面検事」と呼ばれています。外見の印象とは裏腹に、観察眼と推理力に優れ、どんなに複雑で困難な事件も冷静に解き明かしていきます。
原作は、単なる「法廷ミステリー」では終わらないのが特徴です。冤罪、メディアとの関係、検察と警察の対立といった社会的テーマも盛り込まれており、読み応えもたっぷり。中山七里ならではの筆致で、真実と嘘の境界を問い直すストーリーが展開されます。
ちなみに、原作ファンにとっては「ついに映像化!」と喜びの声が多数上がっていました。
ドラマ化にあたり、どこまで原作の緊張感が再現されるのか、最初は不安もあったものの、キャスト陣の演技力と構成のうまさでかなり高評価を得ているようです♪
これは続編の可能性もアリですね!!
気になった方は、ドラマとあわせて原作小説にも手を伸ばしてみると、より深く楽しめます。
ドラマ「能面検事」はどんなあらすじネタバレは?
物語の舞台は大阪地検。主人公の不破俊太郎は、優秀ながらも無表情で人付き合いが苦手な検事。その無機質さから「能面検事」と呼ばれています。
そんな不破の元に配属されたのが、新人の検察事務官・惣領美晴。
明るく前向きな性格の彼女ですが、初日から不破に「君のような事務官はいらん」と言われてしまいます。
完全に歓迎されていない様子に戸惑いつつも、惣領は粘り強く任務に食らいついていきます。
物語は、ある女子高校生の殺害事件からスタートします。
警察は、過去に痴漢歴のある近所の男・八木沢を犯人と断定。しかし、不破は提示された証拠に対して「何かがおかしい」と直感します。彼は警察の判断に疑問を持ち、自ら現場や証拠品の再検証を始めます。
やがて、事件の背後には証拠品の紛失、警察と検察の見解の食い違い、そして組織の都合が絡んでいることが判明。不破はあくまで事実を重視し、忖度や慣習に屈せず、真実を追い求めていきます。
このドラマの面白さは、事件の解決プロセスだけでなく、「正義とは何か」という深いテーマにも触れているところ。見ている側も一緒に考えさせられるような構成になっています。
また、バディものとしてのテンポも良く、不破と惣領のやりとりには時に笑い、時に胸を打たれます。
一見すると堅苦しく見えるリーガルドラマですが、テンポよく進むストーリー展開と、キャラクター同士の関係性の変化が絶妙で、1話観たら続きが気になって仕方なくなる作品です。
ドラマ「能面検事」のキャスト相関関係!
主演は、確かな演技力で定評のある上川隆也さん。
不破俊太郎という“感情を表に出さない検事”という難しい役どころを、圧倒的な存在感で演じています。言葉数は少なくても、視線や立ち居振る舞いで心理を感じさせる演技はさすがの一言です。
彼とバディを組む新人検察事務官・惣領美晴役には吉谷彩子さん。
明るく真っ直ぐで、少し不器用なところもある惣領をナチュラルに演じていて、不破との“温度差コンビ”が良いバランスになっています。
そのほかの主要キャストは次の通り!!
前田拓海(大西流星):大阪地検総務課の事務官。不破や惣領のサポート役として登場。
高峰仁誠(竹財輝之助):大阪地検特捜部の検事。ややエリート志向で、不破と時に対立し、時に協力する複雑な立ち位置。
仁科睦美(観月ありさ):総務課の課長で、惣領の元研修トレーナー。姉のような頼れる存在。
榊宗春(寺脇康文):「仏の榊」と呼ばれる大阪地検の次席検事。組織内での調整役的存在。
岬恭平(宇梶剛士):東京地検の次席検事。遠方からも事件に絡んでくる重要人物。
キャスト全体がバランスよく、緊張感と人間味のある演技を見せてくれています。
特に、不破と高峰の一触即発な空気感、不破と惣領の関係性の進化など、見どころがたくさん。
ゲスト出演者にも注目俳優が多く、1話ごとに豪華な顔ぶれが揃っています。
ドラマ「能面検事」に見逃し動画配信情報!
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まず、TVer(ティーバー)では、各話放送終了後から一定期間、無料で見逃し配信が視聴可能です。
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「能面検事」。ただの事件解決モノかと思いきや、警察との対立や組織の圧力に立ち向かうっていう構図があるのが熱いんですよね。
不破検事が無表情で冷静沈着なのに、誰よりも真実を追い続けるっていうギャップも魅力的で、かなり惹かれました。
それと、原作が中山七里さんだと知って納得。以前から“どんでん返し”がすごいって評判の作家さんだけに、先が読めない展開が期待できそうです。しかも3作もシリーズ化されているってことは、それだけ人気がある証拠だなと感じました。
キャストも豪華で、上川隆也さんの「静かだけど内に燃えてる」みたいな演技がぴったりハマりそう。相棒役の吉谷彩子さんとのやり取りも楽しみだし、大西流星くんや観月ありささん、寺脇康文さんなど、個性派が勢揃いしていてドラマとしての完成度も高そうです。
それから、見逃し配信がTVerやLemino、Prime Videoでも観られるのはかなりありがたい。好きなタイミングで観られるって、忙しい人には本当に助かります。
全体的に、ただの地味な法廷ドラマって思ってた自分を反省しました。これは、ハマる人多そう。私もさっそく1話からチェックしたくなりました。
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まとめ
ドラマ「能面検事」は、ミステリー好きやリーガルドラマファンにとって、かなり満足度の高い作品です。原作は中山七里さんの人気小説で、緻密な構成と鋭い社会性が魅力。主人公・不破俊太郎の“能面”のような冷静さと、相棒・惣領美晴の奮闘が絶妙に絡み合い、毎回見応えがあります。
キャスト陣の実力も申し分なく、視聴者を引き込む演技力で、事件の展開や人間模様にグッと入り込めます。見逃し配信も充実しているので、見逃しても追いつけるのがありがたいところ。
重厚でスリリング、でもどこか温かみも感じられるドラマ「能面検事」。まだ観ていない方は、ぜひチェックしてみてください。真実を追い求める検事の姿に、きっと引き込まれるはずです。