ドラマ「匿名の恋人たち」は、小栗旬さんとハン・ヒョジュさんが共演する日韓共同制作の話題作。
舞台は高級チョコレートショップで、触れられない御曹司と、人の目を見られないショコラティエという、不器用な二人の恋物語です。
実はこのドラマ、完全オリジナル作品ではなく、フランス映画『Les Émotifs anonymes(邦題:匿名レンアイ相談所)』が原作になっています。
映画をベースにしながらも、日本と韓国の文化を融合させ、より現代的で多層的なストーリーに再構築されているのがポイント。
「元ネタの映画ってどんな話?結末は?」と気になる方も多いと思います。
そこで、原作映画の内容と結末、さらにどこで見られるのかをご紹介していきます。
「匿名の恋人たち」の元ネタはフランス映画!原作ネタバレあらすじを紹介
「匿名の恋人たち」の原作は、2010年に公開されたフランスとベルギー合作のロマンティック・コメディ映画、『Les Émotifs anonymes(邦題:匿名レンアイ相談所)』です。
この映画の舞台となるのは、小さなチョコレート工房。
経営者のジャン=ルネは、社交不安障害を抱えたとても内気な男性です。
一方、工房にやって来るセールス担当の女性アンジェリークもまた、人前に出るのが苦手で、その才能を隠して生きてきた過去があります。
つまり、ドラマ版と同じく「人間関係に不器用な男女がチョコレートを通して距離を縮めていく」という構図が核になっています。
物語の中で、ジャン=ルネは工房の経営難に悩み、閉鎖の危機に直面します。
そんな中、アンジェリークの卓越した才能が少しずつ発揮され、工房は立ち直りの兆しを見せるのです。
二人は互いに惹かれ合いながらも、不安やトラウマのせいでなかなか気持ちをうまく伝えられません。
不器用さゆえのすれ違いや戸惑いがコミカルに描かれる一方で、心の壁を乗り越えようとする姿がとても温かく描かれているのがこの映画の魅力。
「匿名の恋人たち」の元ネタはフランス映画!結末どうなる?
そして結末。
フランス映画版の結末は、とても温かくて幸せなラストです。
最初はすれ違ってばかりだった二人ですが、少しずつお互いを理解し合っていきます。
主人公のアンジェリークとジャンは、自分の弱さや不安と向き合いながら、少しずつ恋を育んでいきます。
工房の再建とともに、二人の心も少しずつ解きほぐされていき、最後は甘くてほろ苦いロマンティックなラストで幕を閉じます♪
チョコレートが少しずつ溶けるように、人の心の硬い部分も時間をかけてやわらかくなっていく。
そんなテーマが、映画全体にやさしく流れている作品です。
ドラマ版はこの映画をベースに、舞台を「高級チョコレートショップ」に広げ、さらに日韓共同制作という形で新たな魅力を加えています!
「匿名の恋人たち」は、原作映画の本質である“人間関係の不器用さと成長”を受け継ぎながら、より華やかで国際的なアレンジが加えられた作品だといえそう!
「匿名の恋人たち」の原作フランス映画はどこで見れる?
では、原作となった映画『匿名レンアイ相談所(Les Émotifs anonymes)』を見たい!と思ったとき、どこで観られるのでしょうか。
実はこの映画、現時点では動画配信されていませんでした。
そのため、レンタルDVDで探すのが基本になります。
過去にはDVDが発売されていたため、Amazonなどの通販サイトや、中古DVDショップで入手可能です。
もし手に入れることができれば、ドラマ版と比較しながら観ると楽しいかも。ただ、日本語吹き替え版や日本語での字幕版もなさそうでした・・
例えば映画では「小さなチョコート工房」が舞台ですが、ドラマ版では「高級チョコレートショップ」へとスケールアップ。
また映画の主人公はフランス人らしいユーモアたっぷりの内気さを見せますが、ドラマ版では日本と韓国という二つの文化的背景を持ったキャラクター設定に。
同じテーマでも、国や文化が違うだけで雰囲気や描かれ方がこんなに変わるんだ!という視点で観るととても面白いです。
「映画はもっと素朴で温かい」「ドラマはより華やか」といった違いも感じられるはず!
他の情報もチェック!
「匿名の恋人たち」チョコレートショップ・ル・ソベールは実在するお店?ロケ地撮影場所はどこ?
まとめ
ドラマ「匿名の恋人たち」の原作は、2010年公開のフランス映画『Les Émotifs anonymes(邦題:匿名レンアイ相談所)』です。
チョコレート工房を舞台に、社交不安障害を抱える男女が少しずつ恋を育んでいく姿を描いたロマンティック・コメディ。
ドラマ版はそのテーマを受け継ぎつつ、日韓共同制作でスケールアップし、より華やかで多層的な作品へと進化しています。
映画はDVDや配信サービスで視聴可能なので、チェックしてみる価値大。
原作を知れば、ドラマの世界観がもっと楽しめるはずです。
甘くて不器用な恋物語を、映画とドラマの両方で味わってみてください。