Netflixで話題の映画『10DANCE』。
ラテンとスタンダード、それぞれの世界で頂点を極めた2人の「信也」が出会い、究極の競技〈10ダンス〉に挑むという設定だけで、胸が高鳴りますよね!
でも気になるのが、この物語は実話なのか?モデルとなったダンサーは存在するのか?というところ。
さらに、原作漫画があると聞くと、結末や関係性の行方を少しだけ知っておきたいと思う人も多いはず!
ライバルとして火花を散らす2人が、なぜ特別な存在へと変わっていくのか。
そこに現実の競技ダンス界がどこまで重なっているのかも気になります。
こちらでは、実話説やモデルの有無を整理しつつ、原作のネタバレポイントもわかりやすく解説します。映画をより深く楽しみたい人は、ぜひ続きをチェックしてみてください。
10DANCE(Netflix)は実話が元ネタ?
10DANCE(Netflix)は競技ダンスというすごくリアルなテーマだけに、実話が元ネタ?と気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、『10DANCE(テンダンス)』は特定の実在人物の伝記や実話を描いた作品ではありません。
社交ダンス界を舞台にした、しっかり作り込まれたフィクション作品です。
Netflix版は、井上佐藤による同名漫画『10DANCE』の実写化で、物語の基本設定は原作に基づいています。
「同じ名前の2人のプロダンサー」や「ラテンとスタンダードの日本トップ選手が10ダンスに挑む」という構図も、原作ならではの創作!
原作漫画自体も、特定の実在ダンサーやペアの実話をモデルにしているわけではありません。
一方で、10ダンスという競技形式や、ブラックプールに代表されるダンス界の聖地、過酷な練習量などは、現実の競技ダンス界を丁寧に取材したリアルな描写が反映!!
つまり本作は、競技ダンスのリアルを取り入れたフィクションと考えるのが一番近い作品と言えそうです。
10DANCE(Netflix)の鈴木信也杉本慎也にはモデルダンサーがいるの?
10DANCE(Netflix)の鈴木信也と杉本慎也にもしかしてモデルダンサーがいるの?と気になる人も多いのでは?!
現時点で公表されている情報を見る限り、「この人がモデルです」と公式に名指しされている実在ダンサーはいません。
本作は井上佐藤の漫画『10DANCE』が原作で、特定の実在選手の伝記ではなく、競技ダンス界全体をモチーフにしたフィクション。
原作や映画の紹介文、関係者インタビューでも、特定の選手名がモデルとして語られたことはありません。
あくまで「ラテンの天才ダンサー」と「スタンダードのトップダンサー」という、象徴的な設定で描かれています!
一方で、10ダンスやブラックプール、世界トップクラスの日本人選手という要素は、実在の競技ダンス界をしっかり踏まえたリアルな設定。
そのためキャラクターは、誰か一人をトレースした存在ではなく、複数のダンサー像や競技ダンス界そのものからインスパイアされた人物と考えられています。
結論としては、特定のモデルダンサーはいないというのが現時点で最も正確な答えになりそうです。
10DANCE(Netflix)は本当に踊ってる?ダンスシーンがすごい!
結論から言うと、映画に登場するダンスシーンは、2人が実際に自ら踊って撮影されています。
そのホールドは手錠をかけられてるのと一緒
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 20, 2025
「10ダンス」挑戦に向け、杉木(町田啓太)からワルツの手解きを受ける鈴木(竹内涼真)🤝
でもラテンとは違った”拘束”感に、何やら戸惑いを隠せない?#10DANCE #テンダンス pic.twitter.com/vVNe6GThiV
竹内涼真さんはクランクインの約1年前からラテンダンスを本格的に練習し、町田啓太さんも基礎から半年以上かけてスタンダードを徹底的に叩き込まれたんだそう!
それぞれの専門スタイルだけでなく、互いのダンスを教え合うほど追い込んだ練習を重ねたそうです。
特にクライマックスとなる10ダンスは、本人たちが「絶望からのスタート」と語るほど過酷な挑戦だったとのこと・・
CGやスタントに頼らず、観客エキストラの前で本番撮影することで、極限状態ならではのリアルな熱量が生まれています!!
プロダンサーからも「肉体と精神の限界を感じるゴージャスな世界」と高評価。
役者の個性を生かす“アクターズダンス”の演出も相まって、思わず引き込まれる迫力のダンスシーンに仕上がっています。
10ダンス大会などに出演しているダンサーの皆さんは本物のダンサーさんたちです。
大木大樹&大木風香ペア、歩浜敏夫&松浦のぞみペア、田中慎一朗&田中あやペア、田原健二&上脇友季湖ペア、東海林祐介&立花悠ペア、関根チョーマ&沼田まな美ペアの皆さんが出演されています!
またシンヤのアマチュアデビュー戦、ワールドチャンピオンシップ、アジアカップダンス選手権などに登場しているダンサーさんたちも。
大会を細かくチェックしてみるのも楽しそう♪
10DANCE(Netflix)の原作ネタバレをチェック!結末どうなる?
※ネタバレあり注意※
10DANCE(Netflix)の原作ネタバレを知りたい人向けに、内容を整理して紹介します。
本作は井上佐藤による同名BL漫画が原作で、映画版は原作1〜3巻あたりの序盤をベースに再構成されています。
物語は、ラテン日本王者の鈴木信也と、スタンダード世界2位の杉木信也が、〈10ダンス〉で組む提案を受けるところからスタートします。
正反対の性格ゆえ衝突しながらも、互いのスタイルを学び、銀座の街で即興ダンスを踊るなど距離を縮めていきます。
しかしロンドン大会後、2人は「ライバルに戻る」と決めて一度別離。
離れていても想いは募り、再会後についに恋人関係へと発展しますが、杉木は大会終了まで「肉体関係は禁止」を宣言します。
原作後半ではブラックプール世界大会が舞台となり、鈴木の過去や杉木の執着心など、より濃密でシリアスな展開へ。
映画版は希望を残す終わり方ですが、原作は別離から本番へ向かう長い物語が続いており、パラレル要素が強い点も大きな違い!
10DANCE(Netflix)の原作漫画の結末はどうなっているの?と気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、原作漫画は現時点では完結していません。
最新刊となる8巻まででは、鈴木信也と杉木信也は別離の期間を経て劇的に再会し、互いの想いを確かめ合って正式に恋人関係になります。
ただし杉木は、10ダンス大会に集中するため、「大会終了まで禁止」というストイックなルールを宣言。
2人は関係を抑えつつ、精神的な絆をより深く築いていきます。
鈴木は過去のパトロン・ノーマンとの関係を清算し、杉木に対する誠意を行動で示す展開も描かれます。
一方の杉木も極限まで自分を追い込み、2人は10ダンス本番に向けて準備を進める段階に入っています。
ちなみに今後はブラックプール世界大会で10ダンスを踊り、パートナーとして世界の頂点を目指す結末になる可能性が高いと予想されています!!
原作漫画もチェック!
10DANCE(Netflix)のキャスト相関関係まとめ
10DANCE(Netflix)のキャスト相関関係をまとめてチェックしておきましょう。
本作は公式の相関図も公開されていますが、ここでは物語を追いやすいように主要キャラクター同士の関係性をシンプルに整理します。
主人公の鈴木信也(竹内涼真)は、情熱型のラテンダンス日本チャンピオンで、長年パートナーを組むアキと国内大会を戦ってきました。
一方、杉木信也(町田啓太)は、スタンダード日本王者で世界2位の“帝王”と呼ばれる完璧主義者で、鈴木を〈10ダンス〉へと誘う存在です。
鈴木とアキ、杉木と房子はそれぞれ競技人生を共にしてきた相棒同士で、2人の関係の変化を複雑な思いで見つめていきます。
ダンス業界誌の編集者・浦島と向井は、観客目線で物語を案内するナビゲーター役。
杉木の過去には元パートナーのリアナが関わり、師匠マーサや世界王者ジュリオが世界の壁として立ちはだかります。
10DANCEの出演者まとめ
- 鈴木信也:竹内涼真
ラテンダンス日本チャンピオン。
情熱的で本能型のダンサーとして物語の中心を担う主人公。 - 杉木信也:町田啓太
スタンダード日本チャンピオンで世界2位。
完璧主義の“帝王”と呼ばれる存在で、鈴木を10ダンスへ導くキーパーソン。 - 田嶋アキ:土居志央梨
鈴木信也のダンスパートナー。
長年コンビを組んできた相棒として鈴木を支える存在。 - 矢上房子:石井杏奈
杉木信也のダンスパートナー。
冷静で気品があり、ストイックな杉木を精神面で支える。 - 浦島:浜田信也
ダンス業界誌の編集者。
向井とともに2人の活躍を追うナビゲーター的役割。 - 向井:前田旺志郎
浦島の相棒となる編集者。
観客目線で物語に関わる存在。 - リアナ:Nadiya Bychkova
杉木の元ダンスパートナー。
杉木の過去と葛藤に関わる重要人物。 - マーサ・ミルトン:Susie Trayling
WDL会長で杉木の師匠。
世界トップレベルの指導者として登場。 - ジュリオ・モレッティ:Pasquale La Rocca
スタンダード部門の世界チャンピオン。
杉木が目指す世界の頂点として立ちはだかる存在。
ラテンとスタンダード、ライバルとパートナーが交差する関係性が、本作の大きな見どころ!
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まとめ
Netflix映画『10DANCE』についてをぎゅっとまとめると、まず実話や特定のモデルダンサーが元ネタというわけではありません。
作品は井上佐藤の同名漫画を原作としたフィクションであり、鈴木信也や杉木信也に公式に「この選手がモデル」といった実在人物は公表されていません。
とはいえ、10ダンスという競技形式や大会シーン、ダンサーの練習量などは現実の社交ダンス界を取材したリアルな描写が反映されています。
映画では竹内涼真や町田啓太が自らダンスシーンを演じ、本物のダンスを撮影していることも大きな魅力です。
原作漫画の展開としては、鈴木と杉木が衝突しながら絆を深め、離別と再会を経て恋人関係へ発展。
映画版とは異なり、原作では恋愛描写や10ダンス本番に向けた葛藤がより深く描かれており、現在も連載中でクライマックスに向かっています。
この映画をさらに楽しむためのポイントが詰まったまとめです。
