朝ドラ「ブギウギ」の物語の主人公・鈴子は笠置シヅ子という実在した人物がモデルとなっています。
なのでその周囲の登場人物たちも実在した人たちがたくさん出てきます!
その中でも前半の重要な人物として、蒼井優さんが演じる大和礼子役は注目の的と言えますよね。
彼女の役のモデルとなった実在の人物は一体誰なのか?どんな人物だったのか?探っていきます!
朝ドラ「ブギウギ」蒼井優(大和礼子)のモデルは誰?
蒼井優が演じる大和礼子は、梅丸少女歌劇団の第1期生の中でもトップの女優です。
本番終了後もひとり黙々と練習をする大トップ、#大和さん(蒼井優)。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) October 9, 2023
その姿に見とれながら、あんなふうになりたいと思う #スズちゃん(澤井梨丘)でした。#ブギウギ pic.twitter.com/4sI866g9Xk
モデルとなった人物の名前
そんな大和礼子のモデルとなったのは、松竹楽劇部(OSK松竹歌劇団)の1期生、飛鳥明子という女性です。
飛鳥明子は松竹楽劇部(OSK松竹歌劇団)1期生の中でも人気を博し、トップのスター女優でした。
人気の理由
特に得意だったバレエのトゥダンスで独自のスタイルを築き上げ人気となりました。
朝ドラ「ブギウギ」蒼井優(大和礼子)のモデルはどんな人物?
朝ドラ「ブギウギ」で蒼井優さんが演じる大和礼子のモデルはどんな人物だったのでしょうか?
どんな人物?
大和礼子のモデルとなっている飛鳥明子は、後輩たちの教育にも熱心であり、シヅ子たちの憧れの的として松竹楽劇団を引っ張る存在でした。
会社が経営不振に陥り、不当な処遇を従業員に求めた際には、労働における処遇改善を訴え、楽劇団員およそ70名とともにストライキをおこし、山に立てこもったことも!
この騒動をマスコミは広く取り上げ、「桃色争議」と呼ばれたそうです。
その後会社は、明子たちの訴えを受け入れ、ある条件と引き換えに処遇改善を実施しました。
その条件が、楽劇団員を束ねていた明子の解雇です。
トップで人気の高い女優だった明子に、責任をとらせる形で騒動の収集を図りました。
生涯
一度辞める形となった明子ですが、後輩からの信頼が厚く、人気も博していたので、後輩たちの嘆願により後進の振付師として復帰しています。しかし、その人生もまた短く、29歳で病死してしまいました。
人気も信頼も厚い明子。きっと芯の強い女性だと想像できます。
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まとめ
大和礼子役を演じる蒼井優のモデルは、梅丸少女歌劇団のトップ女優である飛鳥明子です。
飛鳥明子は松竹楽劇部(OSK松竹歌劇団)の1期生で、特にバレエのトゥダンスで人気を集めました。
彼女は後輩たちの教育に熱心で、楽劇団の重要な存在でした。
明子は後輩たちとともに労働条件改善を訴え、それが「桃色争議」としてマスコミに取り上げられました。
明子の要求を受け入れる代わりに、彼女は解雇される条件で労働条件改善が実現しました。ですが、後に振付師として復帰し、後輩たちの信頼を受けて活動しました。
しかし、29歳で病死し、短いが輝かしい生涯を送りました。
蒼井優が彼女を演じることで、彼女の芯の強さと魅力が再現され、期待されます。