24時間テレビスペシャルドラマは、毎年感動的なストーリーで視聴者を引き込み大きな話題となるドラマです。
2023年のスペシャルドラマは「虹色のチョーク~知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ~」が放送予定となっており、この作品の舞台となる町工場が、実際に存在する会社がモデルとなっているので注目されています。
24時間テレビドラマ「虹色のチョーク」の町工場のモデルとなった会社
放送予定の24時間テレビ46スペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」は、なにわ男子の道枝駿佑さんが主演を務める作品です。
物語は知的障がい者と共に働く町工場を描いており、その舞台となる町工場は実在の会社がモデルとなっています。
この町工場の名前は「日本理化学工業株式会社」。神奈川県川崎市に本社を構えている会社です。
日本理化学工業株式会社ではチョークの製造販売を行っており、日本のシェアなんと約70%を占めるチョーク製造会社というから驚き!
1960年に初めて知的障がい者を雇用し、その後も障がい者雇用の推進を続けてきた素晴らしい会社です。
原作あらすじについて詳しく知りたい方はこちら!
24時間テレビドラマ「虹色のチョーク」の町工場の場所
24時間テレビドラマ「虹色のチョーク」の町工場のモデルとなった日本理化学工業株式会社は、神奈川県川崎市高津区にあります。
設立された1937年当時は東京都大田区に会社があったようですが、現在は神奈川県川崎市に本社も工場(川崎工場)もあるようです。
多摩川からほど近くに会社と工場があるんですね。
24時間テレビドラマ「虹色のチョーク」の町工場のモデルとなったのはどんな会社?
24時間テレビドラマ「虹色のチョーク」の町工場のモデルとなった日本理化学工業株式会社は、1975年には日本初となる身障害者多数雇用モデル工場を川崎市に設置しています。
現在では、99人の社員のうち61人が知的障がい者であり、製造ラインを知的障がい者だけで稼働できるような工夫を凝らしています。
その取り組みは経営と福祉の両面で高く評価されており、日本でも大切にされる企業として注目されている会社。
地球環境に配慮した商品の開発にも力を入れており、ダストレスチョークやドラマにも出てくる窓にかけるキットパスなどを展開。その社会貢献活動と商品開発の取り組みもあり、24時間テレビスペシャルドラマ「虹色のチョーク」のモデルとなったということですね。
また、企業として多くの叙勲や表彰を受けており、労働大臣賞や内閣総理大臣表彰をはじめ、様々な分野での功績が認められています。
フィランソロピー大賞やデザイン賞、環境賞など幅広い分野で高い評価を受けていて、キットパスだけでなくテープ黒板など、エコサービス部門やデザイン部門での受賞実績があり、環境にやさしい商品開発と魅力的なデザインを両立!
社長や従業員の取り組みも称賛されており、障害者雇用の推進や社会貢献活動が会社の文化ともなっているということ。
"日本でいちばん大切にしたい会社" として評価を受けていることで有名な会社です。
日本理化学工業株式会社の大山会長が書いた本はこちら!
『人のために働くからこそ、人はほめられ、人の役に立ち必要とされる』
チョーク工場の会長・大山氏が語る人間の究極の4つの幸せ「人に愛されること」「人にほめられること」「人の役に立つこと」「人から必要とされること」についてが詳しく分かる本!
実際に雇用した数名の社員について例をあげて書かれており、心に迫る一冊です。
ドラマの原作本はこちら!
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まとめ
24時間テレビスペシャルドラマ「虹色のチョーク」の舞台となる町工場は、実在の企業「日本理化学工業株式会社」がモデルとなっていました。
知的障がい者と共に働く取り組みや社会貢献活動、地球環境に配慮した商品開発など、この会社の価値観と活動がドラマのテーマとなっています。
知的障がい者と共に歩む町工場の奇跡を描いた物語が、視聴者の心を揺さぶるドラマとなっています。