朝ドラ「ブギウギ」には、原作が存在するのでしょうか?果たして物語はどのように展開し、どんな結末を迎えるのでしょうか?
こちらでは、朝ドラ「ブギウギ」の原作についてや、物語の今後や結末についてを探ります。
原作があるのなら、それがどのようにドラマに影響を与えているのか、そして、主人公たちの運命やその行方がどうなるのか、解き明かしていきたいと思います。
朝ドラ「ブギウギ」に原作はある?
NHKで2023年10月から、半年に渡って放送される連続テレビ小説「ブギウギ」。
このドラマには原作があるのでしょうか?
原作の有無
実はこちらのドラマには原作となる作品や小説などはなく、脚本家の足立紳と櫻井剛によりオリジナルで制作されています。
全くのオリジナルとはいえ、ブギウギの主人公のモデルは実在した人物なので、その人生に沿った物語となっています!
モデルについて詳しくはこちら♪
脚本家
2016年に映画監督としてデビューした足立紳は、第32回東京国際映画祭のコンペティション部門にて最優秀脚本賞を受賞しており、その後も多数のNHKドラマの脚本に携わっています。
一方、櫻井剛はドラマ「マルモのおきて」やアニメ「ワンピース(スリラーバーク編)」等、知名度の高い作品の脚本を担当しています。
「ブギウギ」は、昭和の歌劇団を舞台としているため、衣装や踊りなど視覚的な訴えが多いと予想されます。
そんな視覚的な派手さに負けないセリフを視聴者の胸に届けることができるのか、二人の脚本家で息を合わせて作品を作り上げてほしいですね!
また、近年の連続テレビ小説としては高評価で大ヒットした、前作「らんまん」の視聴者を繋げられるか、にも注目です。
朝ドラ「ブギウギ」の物語の今後や結末はどうなる?
朝ドラ「ブギウギ」の物語の今後や結末がどうなるのか?も気になるところ。
今後の展開
ドラマの原作となる作品はなくオリジナルとなる「ブギウギ」ですが、物語の主人公のモデルは「笠置シヅ子」さんという女性であることが明らかになっています!
なので物語の今後や結末がどうなるのか?は笠置シヅ子さんの人生そのもの!
そこで笠置シヅ子さんの経歴を簡単にご紹介します。
主人公のモデルの来歴
- 1914年8月25日に香川県大川郡相生村(現在の東かがわ市)で生まれる。生後まもなく母親が亡くなり、養女として大阪に育つ。
- 1927年に小学校を卒業後、日本歌劇学校の前身である「松竹楽劇部生徒養成所」に合格し、娘役として舞台デビュー。
- 1933年に「秋のおどり・女鳴神」に出演し、翌年に日本コロムビアから「恋のステップ」でレコードデビュー。芸名を「三笠子」から「笠置シズ子」に改名。
- 1938年に「松竹歌劇団」(SKD)に参加し、服部良一と出会う。しかし、戦時中の厳しい状況でステージ活動が制限される。
戦時中も慰問活動を行い、歌手としての実績を積み重ねる。 - 1947年に「東京ブギウギ」が大ヒットし、「ブギの女王」として名を馳せる。
- 1948年に黒澤明監督の映画「醉いどれ天使」に出演し、映画界でも成功を収める。
- 1949年に「銀座カンカン娘」で主演し、代表作の一つとなる。
- 1950年に「買物ブギー」がヒットし、国内外で公演を行う。
- 1957年ごろ、歌手廃業を宣言し、「笠置シヅ子」として女優活動に転向。
- 1967年からTBSの番組「家族そろって歌合戦」の審査員として活躍。
- 1985年3月30日に卵巣癌のため東京都杉並区にある立正佼成会佼成病院で70歳で亡くなる。
鈴子の恋愛や結婚についてはこちら
笠置シヅ子さんの人生について詳しく知りたい!
ブギの女王・笠置シヅ子さんについては自伝も出ているので、それらを読んでドラマをみるのもおすすめ。
笠置シヅ子自伝
笠置シヅ子の自伝が復刊!
この本では、彼女の幼少期から歌劇・帝劇時代、さらには娘のヱイ子氏が1歳の誕生日を迎えるまでのストーリーが綴られています。さらに、彼女と親交のあった林芙美子、旗一兵、服部良一、榎本健一などが寄稿し、「笠置シヅ子を語る」コラムも掲載されている一冊です。
笠置シヅ子の世界
CDならこちらがおすすめです。
笠置シヅ子は「ブギの女王」と称され、楽曲タイトルに「ブギ」が含まれた曲は多数存在します。
その中で「北海ブギウギ」は長らく音源が見当たらず、CD化されていませんでしたが、この「笠置シヅ子の世界」というCDに収録!幻のデビュー曲「恋のステップ」もボーナストラックとして追加収録され、合計40曲が収録されたCD。
ブギウギ伝説
戦後、エネルギッシュなパフォーマンスで輝いた「ブギの女王」笠置シヅ子の2枚組アルバム。
ディスク1では「東京ブギウギ」など、当時のレコード音源を楽しむことができます。ディスク2には、笠置シヅ子が出演した4本の松竹映画で使用された、映画会社所有の音源を初CD化。彼女の魅力をたっぷり味わえる一枚です。
結末
笠置シヅ子さんは、ブギの女王として一世を風靡し、その後も女優として幅広く活動しました。彼女の人生は音楽と芸能界に多大な影響を与えました。
ドラマでも重要な転機などが描かれていくはず!
今後の展開や結末がどこまで描かれるかに注目です。
朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ
朝ドラ「ブギウギ」のあらすじもチェック!
「ブギウギ」は、鈴子という主人公の人生を中心に描かれるドラマ。
鈴子は大阪の下町にある銭湯で育ち、小さなころから歌と踊りを愛していました。その情熱は、彼女が道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団することで更に燃え上がります。
USKでの日々のトレーニングと舞台での経験を通じて、鈴子はその歌の才能を開花させます。観客を魅了するその歌声は、やがて人々の心をつかみ、彼女は戦後のスターとしてのキャリアを築いていくのです!
しかし、スターとしての成功には多くの試練と困難が伴います。
鈴子は自身の夢を追い求めながら、人生の中で様々な選択を迫られ、友情や愛情、家族との葛藤にも直面します。
彼女の人生の中で、苦難を乗り越えながら成長し、自分自身と向き合いながら、歌手として活躍していく様子が描かれていきます。
ロケ地についてはこちら!
まとめ
朝ドラ「ブギウギ」は原作が存在しないオリジナルストーリーのドラマです。
物語は大阪の下町出身の鈴子が、歌と踊りの才能を開花させ、戦後のスターとして成功する過程を描いています。
原作は存在しない「ブギウギ」ですが、鈴子にはモデルとなる人物がいます。その人物は笠置シヅ子さん。
つまりドラマ「ブギウギ」は笠置シヅ子さんの人生そのものをなぞった物語!
これから「ブギウギ」がどうなっていくのか?笠置シヅ子さんの人生を振り返りながら噛みしめていきましょう♪