Netflixの話題作『グラスハート』を観ていて、「あれ、もしかして本当に弾いてる?」と気になった人、きっと多いはず。
登場人物たちが奏でるピアノやギターの音色があまりにリアルで、役者さんが吹き替えではなく実際に演奏しているのか、つい目を凝らしてしまいますよね。
特にライブシーンでは、手元の動きや指先のタッチまで細かく映されていて、演技なのか本物なのか判別がつかないほどのクオリティ。
そこで今回は、『グラスハート』の出演者たちは本当に楽器を弾いているのか?それともプロの音源と演技を組み合わせた“演出”なのか?
気になる真相を徹底検証します!
グラスハート(Netflixドラマ)の楽器は演奏は本物?ピアノやギターの演奏シーンの真相

Netflixドラマ『グラスハート』を観ていて、「これって本当に弾いてるの?」と驚いた人、多いのではないでしょうか。
結論から言うと――グラスハートの楽器演奏はガチです。
劇中バンド「TENBLANK」を演じるキャストたちは、撮影開始の1年以上も前から楽器練習をスタート。
佐藤健、町田啓太、志尊淳、宮﨑優の4人が、ギター・ピアノ・ドラムといった担当楽器を本格的に学び、“曲を丸ごと弾ける”レベルに仕上げてから撮影に挑んでいます!
1年以上の特訓でプロ並みに?キャストたちの練習エピソー
制作サイドが目指したのは、「当て振りの音楽ドラマ」ではなく「リアルな音楽ドラマ」。
キャストは毎日数時間の練習を積み、音楽監督からは「1年半でここまで仕上げる俳優はほぼいない」と言わしめるほど。
音を外せばすぐにバレる長回し撮影のため、音と動きが完全にシンクロするまで叩き込んだそう!!
長回し撮影で“当て振り”なし!リアル演奏の証拠とは?
『グラスハート』の演奏シーンは、短いカットを繋げるのではなく“長回し”で撮影されているのがポイント。
これは、実際に音を出して弾いていなければ成立しません。
画面越しに伝わる緊張感や、指先の繊細な動きが「これ、本当にやってる!」と観る人を納得させてくれますよね!!
グラスハート(Netflixドラマ)のライブシーンはガチ演奏?ピアノやギターはキャストが本当に弾いてるの?

『グラスハート』の見どころのひとつが、圧倒的なライブシーン。
ここでもキャストたちはもちろん本物の演奏をしています。
ステージの熱気は本物!ライブ撮影の裏側
ライブシーンでは、5000人規模のエキストラを集めた大規模撮影が実施されました。
そこでキャストは事前収録の音に合わせて“演じる”のではなく、実際に弾きながら歌い、音を出して撮影。
ステージ上の汗や息づかい、会場の熱気が“リアルすぎる”と話題になったのも納得です!
試写会やNetflixスペシャルライブでの生演奏エピソード
さらにキャストの本気度が伝わるのが、リアルイベントでの生演奏。
2025年7月31日の試写会やNetflix Japan主催のスペシャルライブでは、キャストが担当楽器を持ち込み、ファンの前で生演奏を披露。
会場は歓声と感動の渦に包まれ、SNSでも「本当に弾いてるのすごすぎる!」と大盛り上がりだったようです!
グラスハート(Netflixドラマ)のバンド「テンブランク」キャスト別・担当楽器と見どころを紹介!

佐藤健|ギター&ピアノ&ボーカルを担当、マルチな活躍
主演の佐藤健さんは、ボーカルだけでなくギターやピアノも担当。
特にライブシーンでは、観客5000人を前にして生演奏を披露したというエピソードが有名です。
演技だけでなく、音楽的な表現でも物語を引っ張る存在となっています。
ドラマのプロデュースも担当しながら、一から演奏も練習していったということになりますよね。
しかもピアノも、最初はそんなに弾けなかったのだそう・・
町田啓太|ギターを弾きこなすための裏話
町田啓太は、右手のストロークからコードチェンジまで丁寧に練習を重ね、本物のギタリストのような自然な姿を身につけました。
映像を観れば、弦を押さえる指先の動きまでリアルなのがよくわかります。
志尊淳|キーボード&ピアノ+コーラスの多才ぶり
志尊淳は、キーボードとピアノをこなしながら、コーラスまで担当。
撮影直前に急遽追加された“ベース演奏”の要求にも、練習量で対応したという裏話も。
ずっとキーボード&ピアノを練習していた志尊淳さん。
「この曲ではベースの演奏しようか」とプロデューサーの佐藤健さんに言われて2週間で仕上げたんだそう!!
あのべース演奏シーンにはそんなエピソードがあったんですね。。
佐藤健さんいわく、「ベース演奏してる志尊淳のかっこいい姿をファンは見たいと思うと思った」とのこと。
それにバッチリ答える志尊淳さんスゴイです。
宮﨑優|ドラム演奏の努力と進化
ドラム担当の宮﨑優は、「吹き替え?」という噂も出たほどハードなパートを担当しましたが、全カット本人演奏。
しかも宮崎さんはヒロインオーディションで出演が決定してから撮影まで、1年ほどで技術を習得。
撮影期間8ヶ月間でどんどん上達していったのだそう!
なので、ラストシーンにかけて徐々にうまくなっているんだそう。すごすぎます。
スティックさばきやリズム感は、努力の積み重ねがあったからこそ!!
グラスハート(Netflixドラマ)の曲は誰が作曲&作詞した?

Netflixドラマ『グラスハート』を観ていると、心にスッと入り込んでくる音楽が印象的ですよね。
ドラマ全体を包み込むテーマソングから、劇中バンド「TENBLANK」がステージで披露する楽曲まで、どれも耳に残るメロディばかりで、「誰が作ってるんだろう?」と気になった人も多いはず。
実は『グラスハート』の音楽には、豪華すぎる顔ぶれのミュージシャンたちが関わっているんです。
主題歌「Glass Heart」はRADWIMPS・野田洋次郎
まず注目なのは、タイトルソングの「Glass Heart」。
作詞・作曲を手がけたのは、RADWIMPSの野田洋次郎です。
繊細で深い歌詞と、耳に残るメロディラインはまさに野田洋次郎の真骨頂。
しかもこの曲を歌うのは主演の佐藤さんで、役としてだけでなく“歌い手”としても作品の世界観を背負っているんです。
俳優が歌う主題歌というと「雰囲気重視?」なんて思うかもしれませんが、佐藤健さんの歌声はまっすぐで、野田さんが書いた歌詞の感情をしっかり乗せていて、聴きごたえがあります!!
劇中バンド「TENBLANK」の楽曲制作陣は?
そして劇中バンド「TENBLANK」の楽曲もまた超本格派。
代表曲「旋律と結晶」は、作詞を野田洋次郎、作曲を飛内将大が担当。
飛内将大といえば、数々のアーティストに楽曲を提供している実力派コンポーザーで、繊細かつドラマチックな曲づくりに定評があります。
このコラボによって、ストーリーの中で重要な意味を持つ1曲に仕上がっています。
さらに「TENBLANK」のレパートリーはこれだけではありません。
「MATRIX」など他の劇中曲には、作詞に清竜人やAqua Timezの太志さん、作曲に大濱健悟さんといったアーティストが名を連ねています。
清竜人の独特な世界観や、太志のエモーショナルな言葉選びがバンドの曲に彩りを添え、作品全体に幅を持たせています。
参加アーティスト26組の顔ぶれ
そして忘れてはいけないのが、アレンジや追加楽曲で参加したクリエイターたちの存在。
Yaffle、[Alexandros]の川上洋平、松原さらり、南田健吾、CJ Baranなど、ジャンルやスタイルの異なる26組以上のアーティストが制作に関わっているんです。
まさにオールスター的な布陣で、「音楽だけでも楽しめるドラマ」と言われるのも納得の仕上がり。
こうしてみると、『グラスハート』の楽曲は一人の作家が全てを担当しているわけではなく、各回や各シーンに合わせて多彩なミュージシャンが集結して作り上げています!
その中心にいるのが野田洋次郎さんで、タイトルソングやキー曲の多くを手がけながら全体のトーンを整えているんですね。
『グラスハート』の音楽は“1人の天才”の手によるものでも、“量産型のドラマ曲”でもなく、シーンごとの感情や物語に寄り添うためにトップアーティストたちが本気で作り込んだもの。
ドラマを観ながら「この曲、いいな」と思ったら、その背景には何人ものアーティストの情熱とセンスが詰まっているんだと感じてもらえるはず!!
他の情報もチェック!
グラスハートのドラム役が可愛い!宮﨑優の出身・年齢・高校大学は?経歴プロフィールを紹介!
まとめ
『グラスハート』の楽器演奏について調べてみると、やっぱりあの迫力とリアルさは“本物”でした。
主要キャストたちは1年以上にわたって楽器を練習し、ライブシーンではピアノもギターも自分の手で実際に音を奏でています。
撮影でもダミーや吹き替えに頼らず、長回しで本気の演奏を見せているからこそ、観ている側も思わず引き込まれてしまうんですね。
ステージの熱気や息づかいまで伝わるのは、まさに“ガチ演奏”ならでは。
『グラスハート』は、音楽ドラマとしてだけでなく、俳優たちが本気でミュージシャンになりきった作品としても楽しめる一本です!!