ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の舞台として登場する「八分坂」。
聞いたことがあるようで、実際にはあまり馴染みのない名前に、「渋谷にそんな坂が本当にあるの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
渋谷といえばスクランブル交差点やセンター街といった華やかなスポットが有名ですが、実はその裏側にはひっそりとした坂道や昔ながらの商店街が数多く存在しています!
では、作中に登場する八分坂は実在する坂なのか。
もしあるとすれば、渋谷のどのあたりにあるのか、そして商店街は実際に存在するのか。
こちらでは、その気になる謎を解き明かしていきます!
「もしもこの世が舞台なら(もしがく)」の八分坂(はっぷんざか)って渋谷のどこにある?実在するの?
八分坂(はっぷんざか)という名前を聞いたとき、「渋谷にそんな坂があったっけ?」と首をかしげるかもしれません。
🆕今夜10時スタート
— フジテレビ (@fujitv) September 30, 2025
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』
(※初回30分拡大)
🎞️第1話📽️
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ここは八分坂
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脚本・三谷幸喜×主演・菅田将暉!
1984年の渋谷を舞台に
老若男女総勢25名超の人生が交差する!… pic.twitter.com/21LfsDOggh
渋谷は坂の多い街として知られていて、宮益坂、道玄坂、並木橋方面へ抜ける坂道など、いくつもの有名な坂が存在していますよね!
坂の名前には歴史や土地柄が反映されていることも多く、地元の人にとっては馴染み深いスポットでもあります。
だからこそ、ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』に登場した「八分坂(はっぷんざか)」という名前は、ちょっと気になる存在。
実はこの「八分坂」、実際の渋谷には存在していない架空の坂なんです。
ドラマの中で「八分坂」と呼ばれている理由は、渋谷駅から歩いて8分くらいの場所にあるからという、とてもシンプルなネーミング。
けれど、地図を探しても「八分坂」という坂は出てきません。
つまり、作品のために作られたフィクション上のスポットというわけです。
とはいえ、渋谷には本当に「八分くらい」で歩ける距離に、いくつもの小さな坂や路地が点在しています。
大通りから少し外れると、急に昔ながらの商店街や昭和レトロな街並みに出会えるのも、渋谷の大きな魅力のひとつ。
だからこそ「八分坂」という名前は、リアルな渋谷を知る人にとっても、なんとなく「ありそうだな」と感じさせる絶妙な響きを持っていますよね!
さらに「八分」という距離感も絶妙で、渋谷の駅周辺をよく歩く人なら、「確かにちょっと歩けば、ガヤガヤしたスクランブル交差点からは想像もつかない静かな住宅街に出るよな」と頷けるはず。
都会の真ん中にあるのに、どこか懐かしい雰囲気が残っている、そんな渋谷の裏側の風景を象徴するかのようなネーミング!
「もしもこの世が舞台なら(もしがく)」の八分坂(はっぷんざか)のモデルとなっている坂はどこ?
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』、通称「もしがく」に登場する八分坂(はっぷんざか)。
その名前の由来は「渋谷駅から歩いて8分くらいの場所にある坂」という設定ですが、実際の渋谷には「八分坂」という名前の坂は存在しません。
では、一体どの坂がモデルになっているのでしょうか?
渋谷はご存知の通り坂の多い街。
駅周辺を少し歩いただけでも「宮益坂」や「道玄坂」、「スペイン坂」など耳に馴染んだ名前の坂が次々と現れます。
実際に調べてみると、渋谷駅周辺には少なくとも8つの坂が存在していて、それぞれ個性豊かな歴史や雰囲気を持っています。
例えば、「オルガン坂」や「スペイン坂」といったスポットは、若者に人気のショッピング街として有名ですよね。
駅からの距離も近く、それぞれ2〜4分ほどで歩けるため、ドラマの「八分坂」の距離感にはちょっと当てはまらなそう・・
そして、注目したいのが「八幡坂(はちまんざか)」です。
渋谷駅から歩くとおよそ6-7分ほどかかり、距離感的にも「八分坂」とリンクしています。
さらに名前も「八分」と「八幡」で響きが似ており、「もしがく」の八分坂のモデルと考えると納得感があります!
「もしもこの世が舞台なら(もしがく)」のネオン街(商店街)はどこ?
ただし、現在の八幡坂を歩いてみるとわかりますが、そこにネオンが輝くような商店街は存在しません。
静かな住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気のエリアになっています。
ところが、ドラマの舞台設定は80年代。
もしかすると、当時は今よりも賑やかで、商店が並ぶ活気ある風景が広がっていたのかもしれません。
渋谷らしい雑多な空気や、80年代当時の街並みを掛け合わせて生まれたのが、ドラマに描かれた商店街の風景なのかも!?
「もしもこの世が舞台なら(もしがく)」の八分坂神社はどこ?
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(通称「もしがく」)で、浜辺美波さん演じるヒロインが巫女として働いている「八分(はっぷん)神社」。
物語の中で重要な舞台として登場しますが、実際に地図を広げて探してみても、この名前の神社は見つかりません。
つまり、八分神社も完全なフィクションであり、ドラマのために作られた架空の存在!
とはいえ、渋谷駅周辺には実際に由緒ある神社が点在しています。
その中でも注目したいのが、「鳩森八幡神社」。
場所は渋谷区千駄ヶ谷にあり、渋谷駅からほど近い場所に鎮座する歴史ある神社です。
ドラマに出てきた八分神社と名前がリンクする「八幡」の字、そして立地的にも「八分坂」のモデルとされる八幡坂の近くにあります!
鳩森八幡神社は、平安時代からの歴史を持つといわれ、地域の人々に長く愛されてきた場所。
近くには将棋会館もあり、棋士のお参りスポットとして知られているのも特徴。
そんな実在の神社の雰囲気をベースに、ドラマ用にアレンジされたのが「八分坂神社」なのかもしれません!
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まとめ
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』に登場する八分坂(はっぷんざか)は実在しない架空の坂。
渋谷駅から“8分”という距離感をもじったネーミングで、現実には同じ名前の坂や商店街は存在していません。
ただし、渋谷はもともと坂の多い街で、宮益坂や道玄坂、そしてモデルと噂される八幡坂など、魅力的な坂が点在しています。
ドラマに登場する商店街はフィクションではあるものの、その雰囲気は渋谷の街並みからインスピレーションを得ていることは間違いなさそうです。
実際に歩いてみると、「ここが八分坂っぽいかも」と感じられる場所に出会えるはず。
作品をきっかけに、渋谷の裏側に潜むリアルな坂や街の表情を探してみるのも面白いかもしれません!