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「君が心をくれたから」はなぜ標準語なの?方言の長崎弁が使われない理由は?

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「君が心をくれたから」はなぜ標準語なの?方言の長崎弁が使われない理由は?

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永野芽郁さん山田夕貴さん共演のドラマ「君が心をくれたから」は長崎が舞台であり、劇中にはその魅力的な風景や美しい場所がたくさん出てきます!

でも登場人物が話しているのは標準語・・。

このことに大きな違和感を感じた人からは「なぜ標準語なの?」「長崎弁しゃべってほしい!」などの声が上がっています。

なぜドラマ「君が心をくれたから」では方言の長崎弁ではなく標準語なのでしょうか?!

ドラマlove子
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その理由に迫ります。

「君が心をくれたから」はなぜ標準語なの?

長崎の石畳や眼鏡橋など、美しい景色や場所がたくさん出てくるドラマ「君が心をくれたから」。

登場人物たちも当然長崎弁を話すと思ったら・・なぜ標準語なのでしょうか?

これにはいくつかの理由が考えられます。

  • 今やあまり方言を使う人がい君が心をない
  • セリフが方言だとドラマの内容が伝わりにくい
  • 出演者が方言を再現するのがとても難しい

など。

「君が心をくれたから」はなぜ標準語なの?方言の長崎弁が使われない理由は?

この辺りがドラマ「君が心をくれたから」の中で標準語が採用された理由なのではないでしょうか。

理由1

今やあまり方言を使う人がいないという理由でドラマで長崎弁が登場しないということも考えられます。

たしかに高校生として登場する雨と太陽が方言を使っていないのは、「もう若い人は基本は標準語であり方言は話さない」という理由で納得できるかもしれません。

でもドラマの中では雨のおばあちゃん役である余貴美子さんも全く方言を使っておらず標準語で話しています。

となると、「今やあまり方言を使う人がいない」という理由でドラマの中で長崎弁が登場しないわけではなさそうです。

理由2

2つ目の理由としては、セリフが方言だとドラマの内容が伝わりにくいからというものです。

長崎弁には、標準語とは全く違う表現や言葉がたくさんあります。

たとえば、「なおす」は『片付ける』の意味、「からう」は『背負う』という意味、「はわく」は『掃く』などです。

他にも

  • あかちょかべ(あーかんべ)
  • あせがる(あわてる)
  • あったらか(惜しい)
  • あもよ・あもじょ(おばけ)
  • いが(赤ん坊)
  • いっちょく(放っておく)
  • やぜか(うざい・面倒くさい)
  • こがん(こんな・こう)
  • だんじゃなか(場合じゃない)
  • やぜか(うざい)
  • やぐらかし(うるさい、面倒くさい)
  • うったまぐる(びっくり)

など。

ちょっと書き出しただけでも「聞いたことない!」って言葉のオンパレードですよね。

なので忠実に長崎弁をドラマの中で登場させようとすると、ドラマの内容がちゃんと見ている人に伝わらないのではないでしょうか

今回のドラマ「君が心をくれたから」は第1話からも波瀾万丈のストーリーで複雑ですし、登場人物の気持ちの移り変わりや表現も繊細なものが必要そうです。

その辺り、長崎弁で細かくちゃんと伝えようとすると難しかったのかもしれません。

理由3

3つ目の理由としては2つ目の理由ともつながっていますが、標準語と全く違う言葉である長崎弁をドラマの出演者さんが短期間で習得して再現するのがとても難しいからというものです。

もしかしたら当初は長崎弁でのドラマも考えていたかもしれません。

もしくは語尾だけは長崎弁にする方法もあったかもしれません。

「~ばってん」「~と?」「~やけん」など、長崎弁の語尾って「かわいい!」ってよく言われますよね。

でも、そのように少し長崎弁を混ぜてドラマ化しようとすると中途半端になってしまうところがあったのかもしれません。

憶測にはなりますが、そんな風に総合的に考えてドラマの演出家さんや脚本家さん、監督の判断で、「このドラマでは一切方言は使わない!」と決断したのかもしれません。

「君が心をくれたから」で方言の長崎弁が使われていない理由は?

「君が心をくれたから」で方言の長崎弁が使われていない理由としては、やはり長崎弁が標準語とは全く違った表現をすることが一番大きな理由なのではないでしょうか!

長崎県の方言では、サ行を「しゃししゅしぇしょ」と発音しているものがたくさんあります。

聞きなれていないと、いきなりこのような発音が混じった方言がセリフに出てくると、すぐに聞き取れなかったり何言ってるか分からない!となるかもしれません。

「君が心をくれたから」はなぜ標準語なの?方言の長崎弁が使われない理由は?

また、

『でんでらりゅうば でてくるばってん でんでられんけん でーてこんけん こんこられんけん こられられんけん こーんこん』

という、長崎の有名なわらべうたでもわかるように、「くる」という一つの言葉が複数の意味を持っていたり、文章によって反対の意味になったりすることがあります。

このように複雑で聞きなれていない人には難しく感じる長崎弁なので、ドラマ「君が心をくれたから」では方言をあえて使わないという決断をしたのかもしれません!

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まとめ

ドラマ「君が心をくれたから」で登場人物たちが長崎の方言である長崎弁を使わず標準語なのには、複数の理由が考えられますが、やはり長崎弁が標準語とは全く違った表現をすることが一番大きな理由なのではないでしょうか。

複雑で聞きなれていない人には難しく感じる長崎弁なので、ドラマ「君が心をくれたから」ではストーリーや登場人物の気持ちをしっかり視聴者に伝えるため、方言をあえて使わないという決断をしたのかもしれません。

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