朝ドラ「虎に翼」で伊藤沙莉さん演じる寅子のモデルとなっているのは三淵嘉子さんという女性です。
三淵嘉子さんは、実は2度結婚されているので、「虎に翼」の寅子にも結婚相手が2人いるということになるはず。
そこで寅子のモデル三淵嘉子さんの夫は誰なのか?
朝ドラ「虎に翼」で寅子の結婚相手の元ネタ・1人目の三淵嘉子の夫
公表されている情報では、朝ドラ「虎に翼」寅子の結婚相手はこの人!と記載はされていません。
ですが、寅子のモデルとなった三淵嘉子さんは、1度目の結婚を「和田芳夫さん」という男性としています。
(和田芳夫さんと結婚したことで嘉子さんは武藤嘉子から「和田嘉子」となります)
この和田芳夫さんは、三淵嘉子さんと同じく明治大学を卒業した方で、嘉子さんの実家の武藤家の書生だった人物。
メモ
書生(しょせい)とは?
そもそも「学問を身につけるために勉強している人」「勉学中の若者」「学生」を意味する言葉ですが、日本では明治~大正時代において、地方から高等学校や大学に通うために上京し、他家に下宿をしてその家の家事や雑事を手伝いながら勉強している者を指します。
和田芳夫さんは嘉子さんの父親の中学時代の親友のいとこでもあり、武藤家で書生をしながら大学の夜学部に通っていた人です。
嘉子さんは和田芳夫さんと結婚してから約1年後には第1子である吉武を出産しています。
ですが、吉武が1歳になった年に芳夫さんは戦争に召集されてしまい、終戦後に中国の上海から引き揚げてくる時に長崎で病死されています。
朝ドラ「虎に翼」で寅子の結婚相手の元ネタ・2人目の三淵嘉子の夫
朝ドラ「虎に翼」寅子のモデルの三淵嘉子さんの2度目の結婚相手は、裁判官の三淵乾太郎さんです。
(この結婚で嘉子さんは三淵姓となります)
三淵乾太郎さんは、のちに初代最高裁判長官を務めた三淵忠彦さんのご子息です。
三淵乾太郎さんも最初の妻を病気で亡くしており、嘉子さん同様2度目の結婚で再婚となりました。
1男3女の子供もいたため、嘉子さんは自分の息子を含めて一気に5人の子持ちとなります。
三淵乾太郎さんは死刑には反対しており、自らその判決を言い渡した被告人が、控訴取り下げをすることを知り、控訴をするよう説得した話は有名です。
朝ドラ「虎に翼」で寅子の結婚相手は誰?
では、朝ドラ「虎に翼」で実際に主人公・寅子の結婚相手となるのは誰なのでしょうか?
寅子に、モデルとなった嘉子さん同様2人の結婚相手がいると予想して考えてみると・・
1人目の夫
嘉子さんの1人目の結婚相手である実家の書生だった和田芳夫さんは、仲野太賀さん演じる猪爪家に下宿する書生「佐田優三(さだゆうぞう)」の可能性が高いです。
佐田優三は弁護士だった父に憧れて、法曹界を目指しています。
『書生』というところが嘉子さんの1人目の結婚相手と一致します。
2人目の夫
そして2人目の結婚相手であり、父親が初代最高裁判官長官だった三淵乾太郎さんは、岡田将生さん演じる「星 航一(ほし こういち)」の可能性が高いです。
星 航一も、父親が法曹界の重鎮で自分自身も裁判官です。
なので、寅子の2人目の結婚相手は星 航一なのではないでしょうか。
その他の寅子の恋人・夫候補
その他にも寅子の恋人や夫になりそうな登場人物が何人かいます。
松山ケンイチさん演じる「桂場等一郎」は、気鋭の裁判官。
また、戸塚純貴さん演じる「轟太一」も法学部で出会う学生であり将来裁判官になる可能性があります。
最後に、岩田剛典さん演じる「花岡悟」も、寅子の気になる存在と紹介されています。
しかし、当時の時代背景を元に大胆に再構成して「虎に翼」の脚本が書かれているそうなので、結婚相手の予想が外れる可能性も・・。
どうなるのか?放送とともにチェックしていきましょう!
まとめ
朝ドラ「虎に翼」で寅子のモデルとなっているのは三淵嘉子さんという女性であり、三淵嘉子さんは、2度結婚されているので、「虎に翼」の寅子の結婚相手も2人でてくるはず。
三淵嘉子さんは、1度目の結婚を「和田芳夫さん」と、2度目の結婚を、裁判官の三淵乾太郎さんとしています。
そこから考えて、1人目の結婚相手である寅子の実家の書生だった和田芳夫さんは、仲野太賀さん演じる猪爪家に下宿する書生「佐田優三(さだゆうぞう)」の可能性が高いです。
また、父親が初代最高裁判官長官だった2人目の夫である三淵乾太郎さんは、岡田将生さん演じる「星 航一(ほし こういち)」の可能性が高いです。