朝ドラは毎朝の楽しみとして、長年多くの人に愛されてきた国民的ドラマ。
その顔となるヒロインたちは、作品ごとに視聴者の心をつかみ、大きな話題を呼んできましたよね。
「あの子、良かったなぁ」「今でも印象に残ってる!」なんて声も多数。
そこで、そんな朝ドラ歴代ヒロインの人気ランキングを大発表!
さらに、視聴率が最も高かったのはどの作品で、ヒロインは誰だったのか?当時の年齢も一気に紹介します!
朝ドラ歴代ヒロインランキング!人気の主人公ベスト10は誰?

朝ドラのヒロインって、その時代ごとの“朝の顔”として、多くの人の記憶に残りますよね。
「この作品のヒロインが一番好き!」「朝ドラを毎日観るきっかけになったのはこの子だった!」なんて、推しヒロインがいる人も多いのではないでしょうか?
そこで、2024年に行われた大規模なアンケート結果や専門メディアのランキングをもとに、ここ15年ほどの“最新版・歴代朝ドラヒロイン人気ランキング”を紹介していきます!
※ランキングは「可愛さ」「演技力」「ストーリーとの相性」「鮮烈な印象」などの観点から決定したものです。
1位:のん
まず堂々の第1位に選ばれたのは、やっぱりこの人。「あまちゃん」(2013年)で天野アキを演じた“のん(旧芸名・能年玲奈)”さん。
あの独特なイントネーションで「じぇじぇじぇ!」と驚くシーン、今でも鮮明に覚えている人が多いはず。
彼女の透明感ある演技と素朴で元気いっぱいなキャラクターは、全国に朝から笑顔を届けてくれましたよね。
当時のあまちゃんブームは社会現象になり、朝ドラを観ていなかった人まで巻き込んで話題になりました!
2位:国仲涼子
2位には「ちゅらさん」(2001年)の古波蔵恵里を演じた国仲涼子さんがランクイン。
沖縄の自然と優しい空気にぴったりの、包み込むような温かさと芯のある女性像が印象的でした。
放送から20年以上経っても、再放送のたびに「やっぱりちゅらさんはいいなぁ」と声が上がる、まさにレジェンド的ヒロインです!
3位:伊藤沙莉
そして3位には、なんと最近の作品「虎に翼」(2024年)から猪爪寅子役の伊藤沙莉さんが食い込みました!
この快挙はすごいですよね。
朝ドラとしては珍しい法曹界を描いた作品で、彼女の演技力と自然体の親しみやすさが多くの視聴者に刺さった結果といえます。
「現代に生きる私たちにも通じるテーマだった」との声も多数あり、若い世代からの支持も厚かったようです!

4位:浜辺美波
寿恵子(浜辺美波)/らんまん(2023年)
浜辺美波さんが演じた寿恵子は、とにかく「癒し系」ヒロインそのもの。
穏やかで優しい笑顔に、毎朝ほっとした人も多いはず。
主人公・万太郎を支える姿が健気で、物語の雰囲気とぴったりマッチしていたんですよね。
お花のようにふわっと咲くような存在感で、まさに“朝に見たいヒロイン”でした!
5位:広瀬すず
奥原なつ(広瀬すず)/なつぞら(2019年)
朝ドラ100作目の記念作品で主役を務めたのが、広瀬すずさん演じるなつ。
戦後の北海道からアニメーターの夢を追って奮闘する姿に、勇気をもらった人も多いんじゃないでしょうか。
しっかり者だけど愛らしい、どこか憎めないキャラクターも魅力的。
華やかさと芯の強さを併せ持ったヒロインでした!
6位:有村架純
谷田部みね子(有村架純)/ひよっこ(2017年)
有村架純さんが演じたみね子は、素朴で真っすぐで、どこか「隣にいそう」な親近感のあるヒロイン。
東京で一人暮らしを始めて、仕事に恋に奮闘しながら少しずつ成長していく姿は、等身大で共感の嵐。
演技もすごく自然で、視聴者から「架純ちゃんのための朝ドラ」って言われるくらいハマってましたよね!
7位:波瑠
今井あさ(波瑠)/あさが来た(2015年)
「バリキャリ朝ドラヒロイン」と言えばこの人!
波瑠さん演じるあさは、明治時代に実業家として活躍したモデルがモチーフです。
男社会の中でしなやかに、でもしっかり立ち向かう姿に、朝から元気をもらった人が続出。
着物姿で颯爽とビジネスをこなす姿、カッコよすぎでした!
8位:趣里
福来スズ子(趣里)/ブギウギ(2023年)
歌って踊って、朝から元気!
趣里さんが演じたスズ子は、まさに“朝ドラ史上最もエネルギッシュなヒロイン”と言ってもいいかも。
実在の歌手がモデルで、戦後の日本を明るく照らすような存在でした。
明るくて人情味もあって、歌で涙が出たという声も。「ダドジズデジドダ~♪」と思わず口ずさんだ人も多いのでは?!
趣里さんのパワフルな演技、すごかった!
9位:戸田恵梨香
川原喜美子(戸田恵梨香)/スカーレット(2019年)
女性陶芸家として道を切り開いていく喜美子は、とにかく“強くてカッコいい”。
戸田恵梨香さんの骨太な演技が光っていて、泥だらけになっても夢を追うその姿に勇気をもらいました。
おしゃれ感とかキラキラはないけど、リアルで人間味あふれるヒロインとして根強い支持があるのも納得!
10位:堀北真希
梅田梅子(堀北真希)/梅ちゃん先生(2012年)
堀北真希さんが演じた梅ちゃんは、ちょっとドジだけど真面目で一生懸命。
医師を目指す女の子という設定も新鮮で、家族との温かいやりとりにもほっこりさせられました。
ヒロイン像としては王道だけど、それがまた安心感。
「朝にぴったりの優しさ」を届けてくれた作品でした!
4位以下は「らんまん」(2023年)の浜辺美波さん、「なつぞら」(2019年)の広瀬すずさん、「ひよっこ」(2017年)の有村架純さんなど、今をときめく人気女優たちがずらりと並ぶ結果に。
「あさが来た」(2015年)の波瑠さんも、実業家ヒロインとして“かっこよさ”が際立って印象的でしたよね。
このランキングを見ると、「かわいさ」や「明るさ」だけではなく、「演技力」「ストーリーへのマッチ度」「時代背景との共鳴」など、さまざまな要素が支持につながっていることが分かります。
そして、近年の作品ほど上位に食い込んでいる傾向もあり、朝ドラが今なお多くの人に愛され、注目されていることがよく分かります。
一方で、「おしん」(1983年)で有名な小林綾子さんや、「カムカムエヴリバディ」の3人のヒロイン(上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん)といった、インパクトの強い異色作も忘れてはなりません。
それぞれの時代において“記憶に残るヒロイン”として、今なお語り継がれている存在です。
総合的に見ると、やはりのんさん演じる天野アキが「最強ヒロイン」として不動の人気を誇っているのは納得。
朝ドラが国民的ドラマであることを改めて実感しますね。これからも、新しいヒロインがどんなふうに視聴者の心をつかんでいくのか楽しみです!
朝ドラ歴代ヒロインランキング!2000年以降に1番平均視聴率をとった愛され俳優女優は誰?

朝ドラファンにとって、「一番平均視聴率が高かった”愛されヒロイン”って誰なの?」というのは、ちょっと気になるポイントですよね。
「人気=視聴率」ではないにしても、多くの人がリアルタイムで観ていたということは、その作品や主演に強い魅力があったという証拠。
ここでは、歴代朝ドラの中で平均視聴率が最も高かった作品と、そのヒロイン・主演俳優さんに注目してみたいと思います。
※ビデオリサーチの世帯視聴率の期間平均(%)(初回~最終回)のデータを使用してランキングをつけています。
1位:田畑智子
1位は、2000年の「私の青空」のヒロインの田畑智子さん。24.1%という平均視聴率をたたきだしました。
2000年の朝ドラ『私の青空』でヒロイン・北山なずなを演じたのは田畑智子さん。なんと2500人以上の応募者の中から選ばれたそうです!
物語は、結婚式の最中にフィアンセに逃げられるという衝撃的なスタート。そこから妊娠に気づき、シングルマザーとして息子・太陽を育てる人生が始まります。
世間の偏見や経済的な苦労、家族とのすれ違いなど、試練は山積み。でも、なずなはいつも前向きで、ガッツあふれる姿に胸を打たれました。
給食調理員とアルバイトを掛け持ちしながら管理栄養士を目指す姿は、まさに現代女性の強さと優しさを象徴する存在。
田畑智子さんの素朴で芯のある演技が、なずなの魅力をさらに引き立てていました!
2位:波瑠
2015年の「あさが来た」のヒロイン波瑠さん。23.5%という高い平均視聴率でした!
2015年の朝ドラ『あさが来た』でヒロイン・今井あさを演じたのは波瑠さん。
豪商の家に生まれたおてんば娘が、時代の荒波に立ち向かう姿に、多くの視聴者が元気をもらいました。木登りや相撲が好きな“なんでどす?”“びっくりぽん”の口癖も印象的でしたよね!
結婚を機に大阪へ渡り、商売の世界へ飛び込んだあさは、炭鉱経営や銀行設立など、当時の常識を次々と打ち破っていきます。
波瑠さん自身も朝ドラは4回目の挑戦でヒロインに抜擢されたとのこと。
芯の強さと柔らかさを絶妙に演じ分けていて、まさに「新時代の女性像」を体現していました。
明るくてパワフル、でも人を思いやる心も忘れない、そんな“あさ”の姿に朝から励まされた人、多いのでは?
3位:高野志穂
2002年の「さくら」でヒロインを演じた高野志穂さん。23.3%の平均視聴率と高い数値でした。
2002年の朝ドラ『さくら』でヒロインを演じたのは、高野志穂さん。
彼女が演じたのは、ハワイ育ちの日系4世・エリザベス・さくら・松下という、まさに“異色”のヒロインでした。
明るくてちょっとドジで、でも一生懸命なさくらのキャラクターは、日本の伝統や価値観に戸惑いながらも、前向きに人と向き合っていく姿がとても印象的。
ハワイの自由な空気をそのまま持ち込んだかのようなさくらは、飛騨の中学校で英語教師として奮闘。文化のギャップに悩みながらも、生徒や地元の人たちとの交流を通じて少しずつ“日本”に馴染んでいく過程は、とても温かくて胸を打たれました。
高野さんの自然体な演技が、異文化に揺れるヒロイン像をリアルに描き出していました!
4位:高畑充希
2016年「とと姉ちゃん」でヒロインを演じたのは高畑充希さん。平均視聴率:22.8%
2016年の朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインを演じた高畑充希さんが魅せたのは、「家族を守るために奮闘する姉ちゃん」小橋常子の力強い生き様。
11歳で父を亡くし、“とと(父)”の代わりに一家を背負うことを決意した常子は、時代の逆風の中でもくじけず、妹たちとともに生き抜いていきます。
戦後は女性のための生活情報誌を立ち上げるなど、仕事にも本気で挑むバイタリティにあふれたヒロイン。
ちょっと“おじさんっぽい”と言われるほどの真面目さと人情味、そして周囲を思いやる優しさが、高畑さんの等身大の演技とぴったりハマって、視聴者の心に残る存在となりました!
5位:吉高由里子
2014年「花子とアン」でヒロインを演じたのは吉高由里子さんです。平均視聴率:22.6%
平均視聴率は22.6%と6位の池脇千鶴さんと同位でしたが、最高番組平均視聴率が25.9%なので5位としました。
2014年の朝ドラ『花子とアン』でヒロイン・安東はなを演じたのは、吉高由里子さん。モデルは「赤毛のアン」の名翻訳者・村岡花子です。
山梨の貧しい農家に生まれながらも、豊かな想像力と父の後押しで10歳で上京し、英語の世界へ飛び込んだはなの人生は、まさに挑戦の連続。
英語に苦戦しながらも文学への情熱を育て、やがて翻訳家として羽ばたいていきます。
家族や親友との絆、時代の波に翻弄されながらも、夢と信念を貫く姿は本当に力強く、見る人に勇気をくれました。
吉高さんの飾らない演技が、はなの朗らかで芯のあるキャラクターにぴったりで、視聴者からも愛される存在に。まさに“日本のアン”と言えるヒロインでした!
6位:池脇千鶴
2001年「ほんまもん」でヒロインを演じた池脇千鶴さん。 平均視聴率:22.6%
最高番組平均視聴率が25.1%だったので、6位としました。
2001年の朝ドラ『ほんまもん』でヒロインを務めたのは、池脇千鶴さん。演じた山中木葉は、熊野の大自然に育まれた、まっすぐで情熱的な女性です。
子どもの頃から料理人の父の背中を見て育ち、持ち前の優れた味覚を武器に「ほんまもんの料理人」を目指して大阪や京都へ修業に旅立ちます。
精進料理や下積み時代の経験を通して、夢に向かって一歩ずつ進む姿が印象的。
地元・関西出身の池脇さんだからこその自然な関西弁や素朴な演技も作品にぴったりで、視聴者の心にじんわりと染み入りました。
周囲に支えられながらも、自分の力で道を切り拓こうとする木葉の姿に、多くの人が励まされたのではないでしょうか。
7位:杏
2013年「ごちそうさん」でヒロインを演じたのが杏さんです。平均視聴率:22.3%
2013年の朝ドラ『ごちそうさん』でヒロインを演じたのは杏さん。彼女が演じた卯野め以子は、東京・下町の洋食屋に生まれた生粋の食いしん坊。
食べることが大好きだっため以子が、やがて「誰かにおいしいごはんを食べさせたい」と思うようになっていく成長の物語です。
大阪に嫁いでからは、家風や文化の違いに戸惑いながらも、持ち前の明るさと前向きさで奮闘。
食を通じて家族の絆を育み、戦争や混乱の時代を乗り越えていく姿には、ぐっとくる場面がたくさんありました。
杏さんの凛とした存在感が、め以子の芯の強さややさしさにぴったりで、視聴者の心をつかんだ作品でした。
8位:国仲涼子
2001年「ちゅらさん」でヒロインを演じたのは国仲涼子です。 平均視聴率:22.2%
2001年の朝ドラ『ちゅらさん』でヒロインを務めたのは国仲涼子さん。演じた古波蔵恵里は、沖縄・小浜島で生まれ育った、太陽のように明るくてまっすぐな女の子です。
家族やふるさとへの深い愛情を胸に、那覇、そして東京へと舞台を移しながら、看護師を目指して奮闘します。
どんなときも人とのつながりを大切にし、持ち前の笑顔と元気で周囲を明るく照らしていく姿は、観ていて本当に元気をもらえました。
都会の中で悩みながらも自分らしさを忘れず成長していく恵里の姿が、幅広い世代から共感を集めた名作です。
9位:安藤サクラ
2018年「まんぷく」でヒロインを演じたのが安藤サクラさん。 平均視聴率:21.4%
2018年の朝ドラ『まんぷく』でヒロインを演じた安藤サクラさんは、等身大でたくましい「福ちゃん」こと今井福子を見事に演じました。
福子は、食べることが大好きで、ちょっとおっとりしつつも芯のある女性。戦中戦後の苦しい時代、発明家である夫・萬平を支えながら、自らも一歩一歩たくましく成長していきます。
数々の試練にも、転んでは起き上がるを繰り返して笑顔で乗り越える姿は、本当に励まされました。
何気ない家庭の中から世界的発明が生まれるという奇跡を、あくまで「普通の女性」の視点から描いた福子の物語。
サクラさんの温かく、リアルな演技も相まって、現代を生きる私たちにも深く刺さるヒロイン像でした。
10位:中越典子
2003年「こころ」でヒロインを演じたのは中越典子さんです。平均視聴率:21.3%
2003年の朝ドラ『こころ』でヒロインを演じた中越典子さんが魅せたのは、明るく情に厚い“浅草っ子”末永こころの成長物語。
東京・浅草の老舗うなぎ屋の娘として育ち、元は客室乗務員というキャリアウーマンだった彼女が、結婚を機に若女将として家業を継ぐ決意をします。
夫を早くに亡くし、前妻の子どもたちを育てながら「新しい家族のかたち」を模索する姿は、丁寧でリアル。
浅草と新潟、二つの土地と文化の中で葛藤しながらも、家族や地域を大切にし、自らの役割を模索していく姿に、共感した人も多かったはず。
芯があって、どこかほっとする、そんな“こころ”の強さと優しさが印象的なヒロインでした。
朝ドラ歴代人気ヒロインの当時の年齢は?

朝ドラのヒロインって、見る側としては自然に応援したくなる存在ですが、「この女優さん、当時何歳だったんだろう?」って気になったこと、ありませんか?
見た目の若さや雰囲気からはなかなか分からないけど、調べてみると「えっ、あの役をこんな若さで!?」とか「意外と大人だったんだ!」なんて驚きが。
ここからは、2000年以降の主なヒロインの放送開始時の年齢を一覧でご紹介。
放送年 | タイトル | ヒロイン(俳優名) | 当時の年齢 |
---|---|---|---|
2000前期 | 私の青空 | 田畑智子 | 19歳3ヶ月 |
2000後期 | オードリー | 岡本綾 | 17歳9ヶ月 |
2001前期 | ちゅらさん | 国仲涼子 | 21歳9ヶ月 |
2001後期 | ほんまもん | 池脇千鶴 | 19歳10ヶ月 |
2002前期 | さくら | 高野志穂 | 22歳5ヶ月 |
2002後期 | まんてん | 宮地真緒 | 18歳7ヶ月 |
2003前期 | こころ | 中越典子 | 23歳8ヶ月 |
2003後期 | てるてる家族 | 石原さとみ | 16歳9ヶ月 |
2004前期 | 天花 | 藤澤恵麻 | 21歳3ヶ月 |
2004後期 | わかば | 原田夏希 | 20歳2ヶ月 |
2005前期 | ファイト | 本仮屋ユイカ | 17歳6ヶ月 |
2005後期 | 風のハルカ | 村川絵梨 | 17歳11ヶ月 |
2006前期 | 純情きらり | 宮﨑あおい | 20歳4ヶ月 |
2006後期 | 芋たこなんきん | 藤山直美 | 47歳9ヶ月 |
2007前期 | どんど晴れ | 比嘉愛未 | 20歳9ヶ月 |
2007後期 | ちりとてちん | 貫地谷しほり | 21歳9ヶ月 |
2008前期 | 瞳 | 榮倉奈々 | 20歳1ヶ月 |
2008後期 | だんだん | 三倉茉奈・佳奈 | 22歳7ヶ月 |
2009前期 | つばさ | 多部未華子 | 20歳2ヶ月 |
2009後期 | ウェルかめ | 倉科カナ | 21歳9ヶ月 |
2010前期 | ゲゲゲの女房 | 松下奈緒 | 25歳1ヶ月 |
2010後期 | てっぱん | 瀧本美織 | 18歳11ヶ月 |
2011前期 | おひさま | 井上真央 | 24歳2ヶ月 |
2011後期 | カーネーション | 尾野真千子 | 29歳10ヶ月 |
2012前期 | 梅ちゃん先生 | 堀北真希 | 23歳5ヶ月 |
2012後期 | 純と愛 | 夏菜 | 23歳4ヶ月 |
2013前期 | あまちゃん | 能年玲奈(のん) | 19歳8ヶ月 |
2013後期 | ごちそうさん | 杏 | 27歳5ヶ月 |
2014前期 | 花子とアン | 吉高由里子 | 25歳8ヶ月 |
2014後期 | マッサン | シャーロット・K・フォックス | 29歳1ヶ月 |
2015前期 | まれ | 土屋太鳳 | 20歳1ヶ月 |
2015後期 | あさが来た | 波瑠 | 24歳3ヶ月 |
2016前期 | とと姉ちゃん | 高畑充希 | 24歳3ヶ月 |
2016後期 | べっぴんさん | 芳根京子 | 19歳7ヶ月 |
2017前期 | ひよっこ | 有村架純 | 24歳1ヶ月 |
2017後期 | わろてんか | 葵わかな | 19歳3ヶ月 |
2018前期 | 半分、青い。 | 永野芽郁 | 18歳6ヶ月 |
2018後期 | まんぷく | 安藤サクラ | 32歳7ヶ月 |
2019前期 | なつぞら | 広瀬すず | 20歳9ヶ月 |
2019後期 | スカーレット | 戸田恵梨香 | 31歳1ヶ月 |
2020前期 | エール | 二階堂ふみ | 25歳6ヶ月 |
2020後期 | おちょやん | 杉咲花 | 23歳1ヶ月 |
2021前期 | おかえりモネ | 清原果耶 | 19歳3ヶ月 |
2021後期 | カムカムエヴリバディ | 上白石萌音 | 23歳9ヶ月 |
カムカムエヴリバディ | 深津絵里 | 48歳9ヶ月 | |
カムカムエヴリバディ | 川栄李奈 | 26歳8ヶ月 | |
2022前期 | ちむどんどん | 黒島結菜 | 25歳0ヶ月 |
2022後期 | 舞いあがれ! | 福原遥 | 24歳 |
2023前期 | らんまん | 浜辺美波 | 23歳 |
2023後期 | ブギウギ | 趣里 | 33歳 |
2024前期 | 虎に翼 | 伊藤沙莉 | 30歳 |
2024後期 | おむすび | 橋本環奈 | 25歳 |
2025前期 | あんぱん | 今田美桜 | 26歳 |
2025後期 | ばけばけ | 高石あかり | 21歳 |
2026前期 | 風、薫る | 見上愛 | 24歳 |
風、薫る | 上坂樹里 | 22歳 |
※表の年齢は、放送開始時の満年齢です。
どのくらいの年齢のときに朝ドラという大役に挑んでいたのかを見てみると、朝ドラヒロインの“傾向”が見えてきますよね!
たとえば、「ちゅらさん」(2001年)の国仲涼子さんは21歳9か月。
フレッシュで優しい雰囲気が作品の沖縄の空気とぴったり合っていて、「まさにハマリ役!」と今も言われる名ヒロインですよね。
一方、「てるてる家族」(2003年)の石原さとみさんはなんと16歳9か月で主演!
これは当時としてもかなりの若さ。
まだ高校生だった彼女が、四姉妹の物語の中心として演じきった姿に、当時から注目が集まりました。
デビュー間もない若手が抜擢されるのは朝ドラの伝統でもありますが、それにしても堂々たる演技でした!
その他にも、
- 本仮屋ユイカさん(ファイト/2005年)は17歳6か月
- 瀧本美織さん(てっぱん/2010年)は18歳11か月
- 能年玲奈さん(あまちゃん/2013年)は19歳8か月
- 土屋太鳳さん(まれ/2015年)は20歳1か月
と、10代後半〜20歳そこそこの年齢でヒロインを演じているケースが圧倒的に多いです。
その理由としては、朝ドラのストーリー構成にあります。
ヒロインの人生を“少女時代から大人になるまで”描くという構成が基本なので、若い女優が幅広い年代を一人で演じる必要があるんですね。
20歳前後の女優であれば、15〜30歳くらいの役柄まで比較的違和感なくカバーできるため、オーディションでもこの年齢層が有利になる傾向があるようです。
最近の作品を見てみても、
- 広瀬すずさん(なつぞら/2019年)は20歳9か月
- 清原果耶さん(おかえりモネ/2021年)は19歳3か月
- 黒島結菜さん(ちむどんどん/2022年)は25歳
と、やはり20歳前後がメインですが、20代半ばでの主演も増えてきている印象です。
ただし、朝ドラには例外も存在します。
たとえば、
- 「芋たこなんきん」(2006年)の藤山直美さんは47歳9か月
- 「スカーレット」(2019年)の戸田恵梨香さんは31歳1か月
- 「まんぷく」(2018年)の安藤サクラさんは32歳7か月
このように30代以上の女優がヒロインを務めることもあり、役柄の設定や物語の展開によっては“大人のヒロイン”が選ばれるケースも少なくありません。
特に近年は、若手だけでなく演技派・実力派へのシフトも見られます。
全体を通して見ると、朝ドラヒロインの“王道年齢”はやっぱり「20歳前後」。
特に10代後半〜20代前半の女優さんが、まだ世間に広く知られる前に抜擢されて、一気にブレイクするというのがパターンになっています。
デビュー作や初主演で朝ドラに出ることで、その後のキャリアが大きく飛躍する人も多いですよね。
「この女優さん、朝ドラのときこんなに若かったんだ!」という気付きから、また作品を見返してみたくなることもあるはず。
年齢と演技のギャップや成長の記録としても、朝ドラヒロインの一覧はとても興味深いですよ。
次の朝ドラヒロインが誰になるのか、そのとき何歳なのか。今後も注目が集まります!
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まとめ
朝ドラ歴代ヒロインの人気や視聴率、出演時の年齢を振り返ると、それぞれの時代ごとに「国民的ヒロイン」と呼ばれる存在がいたことがよくわかります。
圧倒的な視聴率を誇った「おしん」の小林綾子さんをはじめ、近年では「天野アキ」ののん(能年玲奈)さん、「古波蔵恵里」の国仲涼子さん、「猪爪寅子」の伊藤沙莉さんなどが強く印象に残るヒロインとして支持を集めています。
また、ヒロインに選ばれる年齢も10代後半〜20代前半が主流で、若手女優にとってはまさに登竜門的な存在。
視聴率や人気、そして年齢から見えてくる朝ドラの魅力は、まさに日本のテレビ史を彩る記録そのものです。
これから登場する新たなヒロインにも、ますます期待が高まりますね。