大河ドラマ「光る君へ」を何倍も楽しむためには、その元ネタともなっている源氏物語や紫式部のことが分かる本を読んでおくのがおすすめです!
漫画や時代小説など、「光る君へ」の元ネタとして読んでおくと楽しめるそんな本を紹介していきます。
平安時代中期を舞台に「源氏物語」の作者である紫式部の生涯を描いたドラマ「光る君へ」。
主人公・紫式部(まひろ)を吉高由里子さんが演じ、脚本をベテランの大石静さんが担当!最強のタッグということもあり注目されていますが、原作はあるのでしょうか?
「光る君へ」の元ネタが分かる原作はあるの?
まず、大前提として、NHK大河ドラマ「光る君へ」は脚本家・大石静さんのオリジナル作品で、原作はありません。
ですので、元ネタが分かる本は1冊に限定できません。
なので脚本家の大石さんが参考にされたのではないかと思われる書籍など、読みやすそうなものや人気の本などを読んでおくと「光る君へ」が何倍も楽しめるはずです!
そして「光る君へ」の主人公である紫式部が残した書物を知ることで、ほぼ元ネタがわかってくるのではないかと思います!
紫式部が残した書物としては2つ。
- 紫式部日記
- 源氏物語
です。
例えば、ドラマの第1回目で主人公のまひろが父親が読んでいる漢籍を覚えてしまうというシーンは、紫式部日記に出てくるエピソードです。
また「光る君へ」には光源氏は登場せず、さらに劇中劇としての「源氏物語」も登場しないとなっています。
ですが、まひろの人生を通して経験したことがそのまま源氏物語の物語になっていく・・という風に物語が進んでいくので、源氏物語のストーリーや見どころを知っていると何倍も何十倍も楽しめるドラマとなっています。
「光る君へ」の元ネタが分かる漫画
「光る君へ」の元ネタを知るための漫画としては・・
紫式部日記
新編 人生はあはれなり… 紫式部日記(コミック)
小迎裕美子
絶望だらけの(?)紫式部の毎日をコミックとしてまとめた共感必至の一冊!
眠れないほどおもしろい紫式部日記
板野博行
漫画と人物のダイジェストで簡単に読める分かりやすい一冊!
眠れないほどおもしろい紫式部日記 「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート! (王様文庫)
源氏物語
あさきゆめみし(講談社漫画文庫)
大和 和紀
・高校生でも面白い!
・漫画で読みやすく絵も綺麗なので何度も読み返したくなる
・時代を超えて愛される名作なので全て揃えたくなる!
眠れないほどおもしろい源氏物語
板野博行
漫画と人物のダイジェストでさくさく読める一冊!
「光る君へ」の元ネタが分かる時代小説
「光る君へ」の元ネタが分かる時代小説や現代語訳本は・・
紫式部日記
紫式部日記 現代語訳付き(角川ソフィア文庫)
山本淳子
・現代語訳と原文が別になっているので読みやすい!
・大河ドラマの予習にピッタリ!
・分かりやすい構成だった!
紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」
古川日出男
・独り言のようなボケツッコミ調が面白い!
・軽い感じで読める!
新・紫式部日記
夏山かほる
・平安フィクションの部分が面白い!
・史実と想像の部分を楽しみながら読める!
・大胆な設定は楽しめない人もいるかも
源氏物語
源氏物語(河出文庫)
角田光代
源氏物語(講談社文庫)
瀬戸内寂聴
・分かりやすく読みやすい!
・原文で読むのが一番美しいので良いが、現代語訳として原文を忠実に訳してある本としておすすめ
・和歌の現代語訳が出ているのが良い
また、歴史書を読むのもドラマの世界観を理解しやすくなると思います。
現在、日本の歴史を扱った多くの本や漫画が出版されていますので、そこまで昔のものでなければ、どれでもわかりやすいのではないはずです。
この世をば
永井路子
藤原氏の全盛期や藤原道長を中心に扱った小説などもおすすめ。
陰陽師
夢枕獏
そして陰陽師・安倍晴明のことも知っておくと奥深く「光る君へ」を楽しめるはず!
夢枕獏さんの陰陽師シリーズがすごく面白いのでおすすめです。
「光る君委へ」のガイドブックや解説本を読んじゃうのもお手軽。
ドラマの他の情報もチェック!
「光る君へ」で光源氏のモデルになったのは誰?まひろが源氏物語の主人公の参考にしたのは?
「光る君へ」でついに大河にラブシーン登場?元ネタや花山天皇の逸話を紹介!
「光る君へ」衣装担当やデザインは誰?色鮮やかな衣装なのは理由があった!
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」は脚本家・大石静さんのオリジナル作品で、原作はありません。
なので脚本家の大石さんが参考にされたのではないかと思われる書籍など、読みやすそうなものや人気の本などを読んでおくと「光る君へ」が何倍も楽しめるはず!
紫式部日記の漫画やコミック本
新編 人生はあはれなり… 紫式部日記(コミック)
眠れないほどおもしろい紫式部日記
源氏物語の漫画やコミック本
あさきゆめみし(講談社漫画文庫)
眠れないほどおもしろい源氏物語
紫式部日記の小説や現代語訳本
紫式部日記 現代語訳付き(角川ソフィア文庫)
紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」
新・紫式部日記
源氏物語の小説や現代語訳本
角田光代さんの源氏物語(河出文庫)
瀬戸内寂聴さんの源氏物語(講談社文庫)
藤原氏の全盛期や藤原道長を中心に扱った小説などもおすすめ。