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「光る君へ」衣装担当やデザインは誰?色鮮やかな衣装なのは理由があった!

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「光る君へ」の衣装

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「光る君へ」で吉高由里子さんをはじめとしてキャストの皆さんが着ている衣装がとってもきれいで目を奪われます。

衣装の担当やデザイナーさんは誰なのでしょうか?

「時代劇っぽくない」「衣装が鮮やかすぎる」などという声も聞こえてきますが、あの色鮮やかな衣装には理由がありました。

ドラマlove子
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なぜなのか?「光り君へ」の衣装について探っていきます。

「光る君へ」衣装がきれい!担当やデザイナーは誰?

とっても綺麗な「光る君へ」の衣装の数々。パッと色鮮やかで一瞬で目を奪われます。

衣装担当

衣装を担当しているのは佐多芳彦さんという方です。

日本の歴史学者の先生で、立正大学文学部史学科の教授をしています。

歴史学の博士でもあり、日本古代史や中世史を専門としてらっしゃいます。

 

佐多さんは平安時代の貴族の女性の正装で『女房装束』(現代では十二単とも呼ばれています)の風俗考証も担当しています。

平安絵巻などを見るとよく描かれている女房装束は、唐衣裳(からぎぬも)とも呼ばれ、全て揃っている衣装のことを指します。

ドラマの中では藤原詮子が入内(じゅだい)する時に着ていました。

衣装デザイン

衣装のデザインを担当されたのは、日本画家の諫山宝樹(いさやまたまじゅ)先生(諫山恵美さん)です。

諫山宝樹先生は、日本古来の題材から着想し、描線の美しさを大切にしながら制作される、大阪生まれ京都在住の日本画家です。

「絵師さん」の絵も諫山先生の絵だったんですね!

京都市立芸術大学日本画を専攻し卒業されていて、大学院の保存修復専攻も修了している方で、大学院に通っている時から、東映京都撮影所でいろいろな時代劇の襖絵なども制作されていたそう!

「光る君へ」衣装が目を奪われる色鮮やかな理由

「光る君へ」衣装が、これまでの大河ドラマとは違い目を奪われる色鮮やかな衣装が多いのには理由がありました!

平安時代の当時衣装は、実際にドラマのようにとても色鮮やかだったんです。

それは京都市にある風俗博物館の展示を見ても分かります。

平安時代には『かさね色目』という、宮中で定着した、着物の重ね着における色の取り合わせにおける決め事がありました。

「配色マニュアル」とも呼ばれており、100種類以上の配色パターンがあったのだそう。

かさね色目は、女房装束の袿(うちき)の重ね(五衣)に用いられており、裏地の色が透け美しい色合いとなっています。

『梅重(うめがさね)』などが有名で、重なり合う赤い梅の花のようなピンク色になります。

他にも・・

女郎花色(おみなえしいろ):表地が黄色、下地が萌黄(もえぎ)色

櫨(はじ):表は朽葉、裏が黄

雪の下:表が白、裏が薄紅

など。

かさね色目の視点で「光る君へ」をチェックしても面白そうです♪

ドラマの他の情報もチェック!

まとめ

「光る君へ」の衣装を担当しているのは佐多芳彦さんという日本の歴史学者の先生でした。

立正大学文学部史学科の教授をされている先生です。

また、衣装のデザインを担当されたのは、日本画家の諫山宝樹(いさやまたまじゅ)先生(諫山恵美さん)で、京都市立芸術大学日本画を専攻し卒業されていて、大学院の保存修復専攻も修了している方です。

そしてドラマの中で色鮮やかな衣装を着ている人が多いのには、平安時代の当時の衣装が、実際とても色鮮やかだったからでした!それは京都市にある風俗博物館でも再現されています。

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